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| 講演名 | 2010-12-16 15:40 無線マルチホップネットワークにおけるプロキシ型TCPの公平性評価 ○松本誠人・山本祐太・山本 幹（関西大）  NS2010-121 RCS2010-175 |
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| 抄録 | （和） | 無線マルチホップネットワークの技術的課題の一つに，伝送段数の増加に伴いスループットが大きく劣化 する点が指摘され，特にTCP を用いた場合にはその劣化が甚大であることが知られている．この問題を解決する一つ の方法に，TCP セッションのエンドエンド経路上にTCP プロキシを配置し，セッションをいくつかの短いサブセッ ションに分割しTCP クローズドループのRTT を小さくするプロキシ型TCP がある．筆者らは文献[7] においてタン デムモデルを用いその評価を行い，予想に反しプロキシ型TCP の性能改善が見られないことを明らかにした．この問 題点の解決手法として，適応型レート制御，強制フロー制御という方式を提案し，大幅にスループット性能を改善で きることを示している．本稿では，提案方式に対し複数のTCP セッションが存在するモデルを用いて評価を行う．そ の結果，トータルスループットは大幅に改善されるものの，公平性の点で問題があることを明らかにする． さらに， その原因を考察し，無線チャネルを有効に利用できていることから，かえって一方のフローが独占的に資源を利用で きることが問題であることを示す．また，今後の公平性改善の方向性について考察する． |
| （英） | Technical issues for wireless multihop networks include throughput degradation for long hop sessions, especially for long TCP sessions. One promising way to resolve this technical issue is proxy-based TCP which divides long end-to-end TCP session into several sub-sessions at proxy host(s). We have already shown that proxy-based TCP cannot obtain throughput improvement and also proposed adaptive rate control and intentional flow control which prevent burst segment transmission on divided sub-sessions. In this paper, we evaluate throughput performance of our proposed schemes in multiple flow case. Simulation results show that it obtains better total throughput but has fairness problem for throughput obtained for each flow. We investigates causes for this unfair condition of our proposed schemes and show future research directions for resolving this fairness issue. |
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| キーワード | （和） | 無線マルチホップネットワーク / TCP / スループット / 公平性 / プロキシ / / / |
| （英） | Wireless Multi-hop Networks / TCP / Throughput / Fairness / Proxy / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 110, no. 339, NS2010-121, pp. 97-102, 2010年12月. | |
| 資料番号 | NS2010-121 | |
| 発行日 | 2010-12-09 (NS, RCS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NS2010-121 RCS2010-175 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NS RCS |
| 開催期間 | 2010-12-16 - 2010-12-17 |
| 開催地（和） | 岡山大学 |
| 開催地（英） | Okayama Univ. |
| テーマ（和） | モバイル、アドホック、ユビキタス、無線、セキュリティ、マルチアクセス、アクセスネットワーク・UserNetworkInterface、Homeネットワーク、一般 |
| テーマ（英） | Mobile Ad-hoc Network, Ubiquitous Network, Wireless Communication, security, Multi-Access Network |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NS |
| 会議コード | 2010-12-NS-RCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 無線マルチホップネットワークにおけるプロキシ型TCPの公平性評価 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Performance Evaluation of Throughput Fairness on Proxy-based TCP for Wireless Multi-hop Networks |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 無線マルチホップネットワーク / Wireless Multi-hop Networks |
| キーワード(2)（和/英） | TCP / TCP |
| キーワード(3)（和/英） | スループット / Throughput |
| キーワード(4)（和/英） | 公平性 / Fairness |
| キーワード(5)（和/英） | プロキシ / Proxy |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 松本 誠人 / Masato Matsumoto / マツモト マサト |
| 第1著者 所属（和/英） | 関西大学 (略称： 関西大) Kansai University (略称： Kansai Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山本 祐太 / Yuta Yamamoto / ヤマモト ユウタ |
| 第2著者 所属（和/英） | 関西大学 (略称： 関西大) Kansai University (略称： Kansai Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山本 幹 / Miki Yamamoto / ヤマモト ミキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 関西大学 (略称： 関西大) Kansai University (略称： Kansai Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-12-16 15:40:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | NS |
| 資料番号 | NS2010-121, RCS2010-175 |
| 巻番号（vol） | vol.110 |
| 号番号（no） | no.339(NS), no.340(RCS) |
| ページ範囲 | pp.97-102 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-12-09 (NS, RCS) |
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