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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-10-22 15:20 骨導超音波成分の有無が楽音の音質におよぼす影響 ○百瀬翔太・降旗建治（信州大）  EA2010-81 |
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| 抄録 | （和） | 骨導により超音波を提示すると，普段人間が知覚することができない超音波を知覚することができるということは公知の事実である．このことを踏まえて，スーパーオーディオCD（SACD）などのメディアに収録されている可聴域上限を超える高周波成分も骨導で知覚できるようにしたとすると，普段耳のみで聴いている音とは聴こえ方に違いが生ずることが予想される．そこで本報では，被験者に可聴音のみをヘッドホンで聴取させた場合と，可聴音をヘッドホンで，非可聴域の高周波成分を骨導によって聴取させた場合とでの音質に違いが生ずるのか心理学的音質評価実験を行い検討した．その結果，骨導提示による高周波成分（骨導超音波成分）を知覚できる楽音の方が，骨導超音波成分が存在しない楽音に比べて「広がりや迫力がある」ものの，「高音や特定の楽器音がめだって刺激的に響き，不快で疲れる」ということが統計的有意に示された． |
| （英） | Although it is generally accepted that humans cannot perceive sounds in the frequency range above 20 kHz, the existence of “inaudible” high-frequency components affect the acoustic perception of audible sounds [1]. Humans can detect ultrasound up to at least 100 kHz, but perception generally requires direct contact of the source with the head. In our previous paper [2], it can be found that the hearing area at the mastoid is from 0.315 m/s2 (the threshold of audibility) to 100 m/s2 (the threshold of feeling) at 40 kHz. In this paper, it is experimentally discussed whether the existence of bone-conducted ultrasounds may affect the acoustic perception of audible sounds for the gamelan music of Bali recorded in Super Audio CD (SACD), which is extremely rich in high-frequency components. From the results, it can be said that the significant differences were found between sounds with and without the bone-conducted ultrasound components for the gamelan music among the subjective impressions: “spaciousness,” “powerfulness,” “higher tone dominant,” “instruments in imbalance,” “sharpness,” “unpleasantness” and “tiredness.” | |
| キーワード | （和） | 骨導超音波 / スーパーオーディオCD / SACD / / / / / |
| （英） | Bone-conducted Ultrasounds / Super Audio CD / SACD / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 110, no. 239, EA2010-81, pp. 139-144, 2010年10月. | |
| 資料番号 | EA2010-81 | |
| 発行日 | 2010-10-14 (EA) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EA2010-81 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA |
| 開催期間 | 2010-10-21 - 2010-10-22 |
| 開催地（和） | 金沢市近江町交流プラザ |
| 開催地（英） | Kanazawa-city Omi-cho Koryu Plaza |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General Topics |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EA |
| 会議コード | 2010-10-EA |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 骨導超音波成分の有無が楽音の音質におよぼす影響 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Influence on Musical Sound Quality by Bone-conducted Ultrasounds |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 骨導超音波 / Bone-conducted Ultrasounds |
| キーワード(2)（和/英） | スーパーオーディオCD / Super Audio CD |
| キーワード(3)（和/英） | SACD / SACD |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 百瀬 翔太 / Shota Momoze / モモゼ ショウタ |
| 第1著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 降旗 建治 / Kenji Furihata / |
| 第2著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-10-22 15:20:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EA |
| 資料番号 | EA2010-81 |
| 巻番号（vol） | vol.110 |
| 号番号（no） | no.239 |
| ページ範囲 | pp.139-144 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-10-14 (EA) |
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