| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-10-05 16:10 ［招待講演］再構成型超解像による劣化復元 ～ 複数枚超解像，1枚超解像，2次元コード超解像 ～ ○仙田修司・池谷彰彦・柴田剛志（NEC）  SIP2010-60 ICD2010-74 IE2010-78 エレソ技報アーカイブへのリンク：ICD2010-74 |
|
| 抄録 | （和） | 近年，テレビやデジタルカメラの画素数を増やしたいという要求から，動画もしくは静止画を画像処理によって高解像化する超解像技術への関心が高い．我々はこれまでにいくつかの超解像手法を開発してきており，それらに共通するのは，再構成処理によって画像の劣化を復元している点にある．ここでの再構成処理とは，処理結果となる超解像画像の全画素を目的変数として，画像の劣化過程を基に作成されたエネルギー関数を最小化する手法である．具体的には，超解像画像に劣化を加えたものと入力画像との相違を誤差項，超解像画像自身に関する制約を正則化項として，両者の加重和を最小化することで最大事後確率(MAP)推定を行う．超解像における劣化は，主に画像のぼけとダウンサンプリングを仮定するため，主要な効果はMAP推定によるぼけ除去であると言える． 本発表では，複数枚超解像，１枚超解像，２次元コード超解像の３種類の超解像処理を取り上げる．複数枚超解像は，動画や連写された静止画を対象として，複数の入力画像におけるサンプリング点のずれを利用することで，微細な構造も復元可能な手法である．異なる動き毎にサブピクセル精度の精密な位置合わせが必要であり，入力画像のデータ量も多くなることから，処理の高速化が重要となる．近似計算，実装最適化などの工夫について述べる．複数枚超解像は，オフラインでの処理が可能なビデオアーカイブなどへの適用では非常に有効であるものの，ハイビジョン映像を実時間で処理するには入力データの多さがネックとなる．そこで，画像の解像感を復元する前処理を適用することで，実時間で超解像処理が可能な１枚超解像技術を開発し，超解像専用LSIとして製品化している．また，対象を特化することで性能を大幅に向上させる試みとして，２次元コードであるＱＲコード専用の超解像処理を開発した．ＱＲコード固有の制約を再構成処理に取り込む手法とその効果について述べる． |
| （英） | We have developed three types of super-resolution methods, which commonly restore degraded images by image reconstruction. The image reconstruction is formulated as an energy minimization problem, where a restored image is obtained as an image that minimizes an energy function based on image degradation process. Specifically, it is MAP (maximum a posteriori) estimation since the energy function is a weighted sum of the error term and the regularization term. In this presentation, we present three types of super-resolution methods: single-frame SR, multi-frame SR and SR specifically designed for two-dimensional code. The multi-frame super-resolution restores detail structures by making use of the fact that sampling positions in each image is slightly different from others. It is important to speed up the process because precise registration of sub-pixel accuracy is necessary for each moving region. Although multi-frame super-resolution is very effective for a system such as video archives, where off-line processing is allowed, it is not suitable for processing high definition videos in real time. To meet this end, we have also developed a single-frame super-resolution method, and commercialized it as a custom LSI that can achieve real-time super-resolution of the high definition video. Also, in an attempt to significantly improve performance by focusing on a specific target, we have developed a super-resolution method that is specifically designed for QR-code, which is one of the most popular two-dimensional codes. |
|
| キーワード | （和） | 超解像 / 再構成処理 / 劣化復元 / １枚超解像 / ＱＲコード / / / |
| （英） | Super Resolution / Image Reconstruction / Image Restoration / Resolution / QR code / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 110, no. 215, SIP2010-60, pp. 63-63, 2010年10月. | |
| 資料番号 | SIP2010-60 | |
| 発行日 | 2010-09-28 (SIP, ICD, IE) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SIP2010-60 ICD2010-74 IE2010-78 エレソ技報アーカイブへのリンク：ICD2010-74 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | IPSJ-SLDM SIP IE ICD |
| 開催期間 | 2010-10-05 - 2010-10-06 |
| 開催地（和） | 幕張メッセ 国際会議場 (CEATEC会場) |
| 開催地（英） | Makuhari Messe, International Conference Hall |
| テーマ（和） | Digital Harmonyを支えるプロセッサとDSP，画像処理の最先端 |
| テーマ（英） | Frontier of processor, DSP, and image processing supporting Digital Harmony |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SIP |
| 会議コード | 2010-10-SLDM-SIP-IE-ICD |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 再構成型超解像による劣化復元 |
| サブタイトル（和） | 複数枚超解像，1枚超解像，2次元コード超解像 |
| タイトル（英） | Image Restoration using Reconstruction-based Super Resolution |
| サブタイトル（英） | Multi-frame SR, Single-frame SR and 2D-code specific SR |
| キーワード(1)（和/英） | 超解像 / Super Resolution |
| キーワード(2)（和/英） | 再構成処理 / Image Reconstruction |
| キーワード(3)（和/英） | 劣化復元 / Image Restoration |
| キーワード(4)（和/英） | １枚超解像 / Resolution |
| キーワード(5)（和/英） | ＱＲコード / QR code |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 仙田 修司 / Shuji Senda / センダ シュウジ |
| 第1著者 所属（和/英） | 日本電気株式会社 (略称： NEC) NEC Corporation (略称： NEC) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 池谷 彰彦 / Akihiko Iketani / イケタニ アキヒコ |
| 第2著者 所属（和/英） | 日本電気株式会社 (略称： NEC) NEC Corporation (略称： NEC) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 柴田 剛志 / Takashi Shibata / シバタ タカシ |
| 第3著者 所属（和/英） | 日本電気株式会社 (略称： NEC) NEC Corporation (略称： NEC) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第4著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第5著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第6著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-10-05 16:10:00 |
| 発表時間 | 45分 |
| 申込先研究会 | SIP |
| 資料番号 | SIP2010-60, ICD2010-74, IE2010-78 |
| 巻番号（vol） | vol.110 |
| 号番号（no） | no.215(SIP), no.216(ICD), no.217(IE) |
| ページ範囲 | p.63 |
| ページ数 | 1 |
| 発行日 | 2010-09-28 (SIP, ICD, IE) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]