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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-07-27 13:00 健常人の傾斜感覚に対する耳石器代行装置の効果 ○和田佳郎・山中敏彰（奈良県立医科大）  NC2010-34 |
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| 抄録 | （和） | 舌を介して直線加速度センサーからの頭部傾斜情報を入力する耳石器代行装置を装着すると平衡障害が改善する。その効果は装置を外した後も持続するが、メカニズムは不明である。今回、耳石器代行装置の効果を定量的に評価する目的で、健常人（n = 25）を対象に装置の装着前、中、後の傾斜感覚を立位と座位にて測定した。装置を装着すると立位、座位に関わらず傾斜感覚は増強し、立位では装置を外してもその効果は持続したが座位では元に戻った。以上の結果は、耳石器代行装置の後効果の発現には下半身からの固有知覚情報が必要であることを示唆している。耳石器代行装置からの頭部傾斜情報と下半身からの固有知覚情報が同期的に入力されることにより、脳に可塑的変化が生じた可能性が考えられる。 |
| （英） | The effectiveness of electrotactile otolith substitution, which inputs head tilt information via the tongue, in patients with equilibrium disorder continues after removing the device. However, the mechanism remains unknown. To estimate the effectiveness quantitatively, the time course of tilt perceptions before, during, and after wearing the device was measured in normal subjects (n = 25). The enhancing effect of tilt perception continued after removing the device in the standing position but not in the sitting position. These results suggest that proprioceptive information from the lower body plays an important role in generating a long-lasting effect. We hypothesize that plastic changes in the brain occur due to synchronized inputs between head tilt information from the device and proprioceptive information from the lower body. | |
| キーワード | （和） | 耳石器代行装置 / 平衡障害 / 傾斜感覚 / 固有知覚 / / / / |
| （英） | Otolith Substitution / Equilibrium Disorder / Tilt Perception / Proprioceptive Information / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 110, no. 149, NC2010-34, pp. 29-31, 2010年7月. | |
| 資料番号 | NC2010-34 | |
| 発行日 | 2010-07-20 (NC) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NC2010-34 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NC |
| 開催期間 | 2010-07-27 - 2010-07-27 |
| 開催地（和） | 京都大学 |
| 開催地（英） | Kyoto University |
| テーマ（和） | 脳活動の計測と解析，一般 |
| テーマ（英） | Recording and analysis of neuronal activity, etc |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NC |
| 会議コード | 2010-07-NC |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 健常人の傾斜感覚に対する耳石器代行装置の効果 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Effects of electrotactile otolith substitution on tilt perception in normal subjects |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 耳石器代行装置 / Otolith Substitution |
| キーワード(2)（和/英） | 平衡障害 / Equilibrium Disorder |
| キーワード(3)（和/英） | 傾斜感覚 / Tilt Perception |
| キーワード(4)（和/英） | 固有知覚 / Proprioceptive Information |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 和田 佳郎 / Yoshiro Wada / ワダ ヨシロウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 奈良県立医科大学 (略称： 奈良県立医科大) Nara Medical University (略称： Nara Med. Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山中 敏彰 / Toshiaki Yamanaka / ヤマナカ トシアキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 奈良県立医科大学 (略称： 奈良県立医科大) Nara Medical University (略称： Nara Med. Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-07-27 13:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NC |
| 資料番号 | NC2010-34 |
| 巻番号（vol） | vol.110 |
| 号番号（no） | no.149 |
| ページ範囲 | pp.29-31 |
| ページ数 | 3 |
| 発行日 | 2010-07-20 (NC) |
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