講演抄録/キーワード |
講演名 |
2010-06-30 15:50
精神性負荷時における電界の生体作用の研究 ○山下政司(北海道工大)・清水孝一(北大) MBE2010-14 |
抄録 |
(和) |
これまでの研究により、商用周波数(ELF)電界を人体に曝露した場合、皮膚交感神経活動が抑制される可能性が考えられた。これを確かめるため、精神性負荷により交感神経活動が活性化した被験者に電界を曝露し、その自律神経活動を評価した。人体に強電界を曝露した場合でも安定した計測を可能とするため、テレメータを開発し、実験を行った。手掌部の皮膚温(T)、心拍数(HR)、心拍変動係数(CVRR)および皮膚コンダクタンス変化(SCC)を計測し、二重盲検法により電界曝露の影響を調べた。その結果、心血管系の交感神経活動を反映するT, HR, CVRRには、電界曝露の明確な影響は認められなかった。しかしSCCには、皮膚交感神経活動が抑制される傾向が確かめられた。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
ELF電界 / 精神性負荷 / 自律神経活動 / 生体作用機序 / / / / |
(英) |
ELF electric field / mental work load / autonomic nervous system / mechanism of biological effects / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 110, no. 111, MBE2010-14, pp. 17-22, 2010年6月. |
資料番号 |
MBE2010-14 |
発行日 |
2010-06-23 (MBE) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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MBE2010-14 |