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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-05-21 15:00 対数尤度コヒーレント光受信機 ～ ADC不要の高速化アーキテクチャ ～ ○豊嶋守生・荘司洋三・高山佳久（NICT）・前畠 貴（住友電工）  SANE2010-13 |
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| 抄録 | （和） | コヒーレント光通信技術は、近年、高速大容量通信において注目を集めている．コヒーレント光受信機は、十分な光量の局発光によりショット雑音限界の受信感度を持ち、強度変調直接検波（IMDD）方式に比べて高感度であり、高密度周波数分割チャンネルにおいては中間周波数やベースバンドにおいて周波数分解能が高く、また、多値変調においては強度のみではなく、位相や周波数及び偏光状態を用いた通信方式が実現できる．しかしながら、局発光と信号光の位相を一致させる光位相同期ループ（PLL）は未だに実現するのは難しい技術である．近年になって、デジタル信号処理（DPS）回路の動作速度の高速化が、信号キャリアの位相を補償する手段をもたらした．このような、コヒーレント光受信機は、イントラダインもしくはデジタルコヒーレント方式と呼ばれ、自励発振している局発光で可能であり、非常に扱いやすいもので、1991年に提案されてから、リアルタイム動作可能な光受信機が最近報告されるようになってきた．しかしながら、高速のアナログデジタル変換回路（ADC）を必要とするため、高速なADCデバイスの開発なしには通信速度を高速化できないという難しさがある．そこで、本稿では、ADCデバイスを用いずにコンパレータ回路で構成可能な、対数尤度を用いたコヒーレント光受信機を提案する．本提案方式により，将来，光通信システムの更なる高速化が期待できる． |
| （英） | Coherent optical technologies have recently been receiving renewed interest in high bit rate communications. Such receivers have shot-noise-limited receiver sensitivity with sufficient local oscillator (LO) power; high frequency resolution at the intermediate frequency or baseband stage in highly dense frequency division multiplexed channels; improved receiver sensitivity compared with that of intensity modulation/direct detection (IMDD) systems; and active realization of multilevel signal transmission using not only intensity but also phase, frequency, and polarization states. While an optical phase-locked loop (PLL) that locks the LO phase to the signal phase is still difficult to achieve, digital signal processing (DSP) circuits are becoming increasingly faster, providing a simple and efficient means of estimating the carrier phase as well as the possibility of more powerful compensation for impairments in the electrical domain. The high-speed coherent receiver employs the so-called intradyne technique. This kind of receiver is based on a free-running LO laser and DSP. While this concept was proposed in 1991, the first implementation has been reported only recently. However, it requires high-speed analog-to-digital converters (ADCs) and the data rate cannot be enhanced without the development of the high-speed ADCs. In this paper, a log-likelihood coherent optical receiver is proposed, which consists of an optical part and an electrical part that includes comparators and digital circuits without ADCs. It is expected that the optical communications systems can be faster than that of current ones in the future. | |
| キーワード | （和） | コヒーレント光通信 / アナログデジタルコンバータ / 対数尤度 / デジタル信号処理 / / / / |
| （英） | Coherent optical communications / analog-to-digital converter / log-likelihood / digital signal processing / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 110, no. 46, SANE2010-13, pp. 19-23, 2010年5月. | |
| 資料番号 | SANE2010-13 | |
| 発行日 | 2010-05-14 (SANE) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SANE2010-13 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SANE |
| 開催期間 | 2010-05-21 - 2010-05-21 |
| 開催地（和） | 防衛大学校 |
| 開催地（英） | National Defense Academy of Japan |
| テーマ（和） | リモートセンシング及び一般 |
| テーマ（英） | Remote sensing and general |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SANE |
| 会議コード | 2010-05-SANE |
| 本文の言語 | 英語（日本語タイトルあり） |
| タイトル（和） | 対数尤度コヒーレント光受信機 |
| サブタイトル（和） | ADC不要の高速化アーキテクチャ |
| タイトル（英） | Log-likelihood coherent optical receiver |
| サブタイトル（英） | High-speed ADCless Architecture |
| キーワード(1)（和/英） | コヒーレント光通信 / Coherent optical communications |
| キーワード(2)（和/英） | アナログデジタルコンバータ / analog-to-digital converter |
| キーワード(3)（和/英） | 対数尤度 / log-likelihood |
| キーワード(4)（和/英） | デジタル信号処理 / digital signal processing |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 豊嶋 守生 / Morio Toyoshima / トヨシマ モリオ |
| 第1著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 荘司 洋三 / Yozo Shoji / ショウジ ヨウゾウ |
| 第2著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高山 佳久 / Yoshihisa Takayama / タカヤマ ヨシヒサ |
| 第3著者 所属（和/英） | 情報通信研究機構 (略称： NICT) National Institute of Information and Communications Technology (略称： NICT) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 前畠 貴 / Takashi Maehata / マエハタ タカシ |
| 第4著者 所属（和/英） | 住友電気工業株式会社 (略称： 住友電工) SUMITOMO ELECTRIC INDUSTRIES, LTD. (略称： SEI) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-05-21 15:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | SANE |
| 資料番号 | SANE2010-13 |
| 巻番号（vol） | vol.110 |
| 号番号（no） | no.46 |
| ページ範囲 | pp.19-23 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2010-05-14 (SANE) |
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