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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-05-21 15:15 高次脳機能障碍者の遂行機能訓練への視線推定の活用 ○山崎義典・田上弘毅・土居雅樹・縄手雅彦（島根大）  WIT2010-5 |
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| 抄録 | （和） | Webカメラを用いた視線推定システムを開発し，遂行機能障碍と注意障碍を有する高次脳機能障碍者1名における注意の切り替え方やその特徴を調査した．「ピンボール風訓練」の際，訓練当初における視線は画面の左側のボールを追従していたが，右側のボールを無視していた．訓練を継続して行ったところ，両側のボールを追従する視線の動きが確認されたが，視線が左右に２分化している様子が観察された．それは彼の注意が常に左右へ向いていないためである．これによって「ピンボール風訓練」を止め，「模擬トレイルメイキングテスト」「いじわる神経衰弱」「双六ゲーム」を実施した．その後に再度「ピンボール風訓練」を行い，これらの訓練が「ピンボール風訓練」での視線を左右のボールに移す能力に効果があるか調査した．その結果，視線を画面の左右へ頻繁に切り替える様子が確認された．遂行機能の訓練は注意の転動性を高める効果があることがわかった． |
| （英） | We have developed a gaze estimation system with Web camera and investigated switch of attention and its characteristics of a participant with higher brain dysfunction, in particular with disorder of executive function and attention disorder. In “pinball like training” his gaze followed the motion of the left ball only, and he neglected the right ball, at an early stage of the training. This training had been continuously executed and his gaze became to follow the motion of the ball on both sides, but his gaze is divided into right and left balls. It means that his attention is not divided both sides evenly. Therefore we adjourned this training for a while and carried out some other trainings which are based on the trail making test like, playing cards and Japanese backgammon like games. After these trainings, “pinball like training” was restarted again. We investigate whether those trainings increased the ability of moving his gaze to right and left ball evenly. As the result, it is confirmed that he could switch his gaze right and left alternately. It was found that the nutation of attention is improved by the training with our tools for executive function. | |
| キーワード | （和） | 視線推定 / 高次脳機能障碍 / 注意障碍 / 遂行機能 / / / / |
| （英） | gaze estimation / higher brain dysfunction / attention disorder / executive function / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 110, no. 53, WIT2010-5, pp. 21-26, 2010年5月. | |
| 資料番号 | WIT2010-5 | |
| 発行日 | 2010-05-14 (WIT) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | WIT2010-5 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | WIT |
| 開催期間 | 2010-05-21 - 2010-05-22 |
| 開催地（和） | 新潟大学駅南キャンパス |
| 開催地（英） | Tokimate, Univ. of Niigata |
| テーマ（和） | 福祉情報工学一般，地域におけるITサポート（シンポジウムテーマ） |
| テーマ（英） | Well-being Information Technology |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | WIT |
| 会議コード | 2010-05-WIT |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 高次脳機能障碍者の遂行機能訓練への視線推定の活用 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Gaze Estimation during Executive Function Training of People with Higher Brain Dysfunction |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 視線推定 / gaze estimation |
| キーワード(2)（和/英） | 高次脳機能障碍 / higher brain dysfunction |
| キーワード(3)（和/英） | 注意障碍 / attention disorder |
| キーワード(4)（和/英） | 遂行機能 / executive function |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山崎 義典 / Yoshinori Yamazaki / ヤマザキ ヨシノリ |
| 第1著者 所属（和/英） | 島根大学大学院 (略称： 島根大) Graduate School of Shimane University (略称： Shimane Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田上 弘毅 / Koki Tanoue / タノウエ コウキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 島根大学大学院 (略称： 島根大) Graduate School of Shimane University (略称： Shimane Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 土居 雅樹 / Masaki Doi / ドイ マサキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 島根大学大学院 (略称： 島根大) Graduate School of Shimane University (略称： Shimane Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 縄手 雅彦 / Masahiko Nawate / ナワテ マサヒコ |
| 第4著者 所属（和/英） | 島根大学 (略称： 島根大) Shimane University (略称： Shimane Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-05-21 15:15:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | WIT |
| 資料番号 | WIT2010-5 |
| 巻番号（vol） | vol.110 |
| 号番号（no） | no.53 |
| ページ範囲 | pp.21-26 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-05-14 (WIT) |
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