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| 講演名 | 2010-03-05 10:20 マルチホップ無線LANにおけるバースト転送方式のスループット解析 ○田井中智也・増山博之・笠原正治・高橋 豊（京大）  NS2009-199 |
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| 抄録 | （和） | IEEE802.11e 規格で採用されたTransmission Opportunity (TXOP) によるバースト転送では, 送信権を得た端末がTXOPの間, 排他的に通信帯域を使用することにより, バックオフアルゴリズムなどのオーバーヘッド問題を改善して通信容量を増大させている. しかしながら, バースト転送はシングルホップ無線LANにおいて, Voice over Internet Protocol (VoIP)などの大容量通信を実現することを目的として規格化されており, 無線マルチホップネットワークでの有用性については, 未だ十分な検討がなされていない. そこで本稿では, バースト転送を採用したバックホール型無線マルチホップネットワークにおけるエンド・ツー・エンドレベルのスループット解析を行う. 具体的には, 3ノードチェーントポロジを持つ無線マルチホップネットワークを2ノード直列型待ち行列網で定式化し, 系内フレーム数の結合分布とエンド・ツー・エンドのスループットを解析する. また, 対象システムのシミュレーション実験を行い, 解析の妥当性を検証する. 数値例より, バースト転送が無線マルチホップネットワークにおいても有効に機能すること, および中継ノードに対するフレーム送信では, バースト転送のスループット改善効果は限定的であることが判明した. |
| （英） | The burst transmission scheme based on the transmission opportunity (TXOP) is defined in the IEEE802.11e standard, with which a wireless node can transmit multiple frames consecutively for a maximum channel occupancy time to reduce the overhead of the contention time. The burst transmission is standardized in order to improve the multimedia transmission such as Voice over Internet Protocol (VoIP) for singlehop networks, and hence the performance for multihop wireless networks is not sufficiently discussed. This paper considers the performance of the TXOP mechanism for multihop wireless networks. Focusing on a three-node chain topology, we model it as a tandem queueing network with two nodes. The end-to-end throughput is derived and the analysis is validated by simulation. Numerical results show that the TXOP mechanism works well for multihop wireless networks. It is also shown that the performance improvement by TXOP mechanism is limited for the frame transmission to the relay node. |
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| キーワード | （和） | IEEE 802.11e / EDCA / マルチホップ無線LAN / TXOP / マルコフ解析 / / / |
| （英） | IEEE 802.11e / EDCA / Multihop Wireless LAN / TXOP / Markov Analysis / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 448, NS2009-199, pp. 211-216, 2010年3月. | |
| 資料番号 | NS2009-199 | |
| 発行日 | 2010-02-25 (NS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NS2009-199 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NS IN |
| 開催期間 | 2010-03-04 - 2010-03-05 |
| 開催地（和） | 宮崎シーガイア |
| 開催地（英） | Miyazaki Phoenix Seagaia Resort (Miyazaki) |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General, NS+IN workshop (March 4-5) |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NS |
| 会議コード | 2010-03-NS-IN |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | マルチホップ無線LANにおけるバースト転送方式のスループット解析 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Throughput Analysis of Burst Transmission in Multi-Hop Wireless LANs |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | IEEE 802.11e / IEEE 802.11e |
| キーワード(2)（和/英） | EDCA / EDCA |
| キーワード(3)（和/英） | マルチホップ無線LAN / Multihop Wireless LAN |
| キーワード(4)（和/英） | TXOP / TXOP |
| キーワード(5)（和/英） | マルコフ解析 / Markov Analysis |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田井中 智也 / Tomoya Tainaka / タイナカ トモヤ |
| 第1著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 増山 博之 / Hiroyuki Masuyama / マスヤマ ヒロユキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 笠原 正治 / Shoji Kasahara / カサハラ ショウジ |
| 第3著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高橋 豊 / Yutaka Takahashi / タカハシ ユタカ |
| 第4著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-03-05 10:20:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | NS |
| 資料番号 | NS2009-199 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.448 |
| ページ範囲 | pp.211-216 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-02-25 (NS) |
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