講演抄録/キーワード |
講演名 |
2010-01-29 11:40
歯科パノラマエックス線画像における下顎骨の皮質骨の厚みの自動計測手法の開発 ○松本拓也・林 達郎・原 武史(岐阜大)・勝又明敏(朝日大)・周 向栄・村松千左子(岐阜大)・飯田幸弘・藤下昌巳(朝日大)・藤田広志(岐阜大) MI2009-137 |
抄録 |
(和) |
下顎骨の皮質骨の厚みは,骨粗鬆症の危険性を示す指標として注目されている.歯科パノラマエックス線画像では,下顎骨が描出されるので皮質骨の厚みを計測できる.本研究では,歯科パノラマエックス線画像から,下顎骨の皮質骨の厚みを自動で計測する手法を開発した.提案手法では,まず皮質骨の厚さの計測位置を設定するために,下顎骨の下縁部と後縁部の輪郭を抽出した.次に,輪郭から計測位置を決定し,輪郭に対する垂線を引いた.最後に,その垂線の濃淡値プロファイルから皮質骨の厚みを計測した.本手法を30症例に適用した結果,28/30症例で正しく計測した.また,True Negative(TN)100%のとき,4/5症例で異常の識別に成功した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
骨粗鬆症 / 歯科パノラマエックス線画像 / 下顎皮質骨 / コンピュータ支援診断 / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 109, no. 407, MI2009-137, pp. 333-336, 2010年1月. |
資料番号 |
MI2009-137 |
発行日 |
2010-01-21 (MI) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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