| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-01-28 14:50 表面筋電図とマイクロフォンによる嚥下協調運動の検討 ～ 若年および高齢健常者、運動失調症患者における相違 ～ ○松重勢伊治・伊賀崎伴彦・林田祐樹・村山伸樹（熊本大）・古閑公治（熊本機能病院）  MBE2009-85 |
|
| 抄録 | （和） | 正常な嚥下は種々の筋肉が決められたタイミングで嚥下協調運動をすることによりなされる．しかし，高齢者や運動失調症になると筋肉の協調運動がうまく行われず，食塊や唾液が誤って気管に流入する問題が起こる．そこでわれわれは，嚥下運動を非侵襲的かつ簡便に評価できる表面筋電図とマイクロフォンを用いた解析の検討を行っている．今回，加齢や運動失調症が嚥下協調運動にどのような影響を及ぼすかを検討した．被験者は，若年健常者53名，高齢健常者72名，運動失調症患者8名．ここでマイクロフォン波形のピーク点を基準とし，各筋肉の筋活動開始点と筋活動終了点との持続時間から協調運動のパターンを分類した．その結果，筋活動終了パターンにおいて，若年健常群と高齢健常群では最初に上顎筋が筋活動を終了し，次に下顎筋が終了するパターンとなった．しかし，嚥下障害リスク群では最初に下顎筋が終了し，次に上顎筋が終了するパターンとなることがわかった．このことから，嚥下障害リスク群において誤嚥する危険性があることが示唆された． |
| （英） | Swallowing is performed by timely coordinated movement of deglutition related muscles. However, an old person or a patient with movement disorder has a problem of aspiration because o f a decline in the muscular strength and so on. So that, we have evaluated the deglutition movement in non-invasive and simple way using surface electromyography (sEMG) and deglutition sound. In this report, we investigated the effect of aging or movement disorder to the coordinated movement of deglutition. 53 young healthy persons, 72 old healthy persons and 8 patients with movement disorders were participated. sEMG and deglutition sound of the participants were recorded and analyzed. Then, patterns of coordinated movement of deglutition were classified by the duration of activity of deglutition-related muscles. As results, different patterns of coordinated movement of deglutition were observed between old healthy persons and patients with movement disorders. |
|
| キーワード | （和） | 嚥下 / 誤嚥 / 嚥下協調運動 / 運動失調症患者 / 表面筋電図 / マイクロフォン / / |
| （英） | swallowing / aspiration / coordinated movement of deglutition / patients with motor disorders / surface electromyograpy / microphone / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 406, MBE2009-85, pp. 43-47, 2010年1月. | |
| 資料番号 | MBE2009-85 | |
| 発行日 | 2010-01-21 (MBE) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | MBE2009-85 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | MBE |
| 開催期間 | 2010-01-28 - 2010-01-29 |
| 開催地（和） | 熊本大学 |
| 開催地（英） | Kumamoto Univ. |
| テーマ（和） | ME一般 |
| テーマ（英） | ME in general |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | MBE |
| 会議コード | 2010-01-MBE |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 表面筋電図とマイクロフォンによる嚥下協調運動の検討 |
| サブタイトル（和） | 若年および高齢健常者、運動失調症患者における相違 |
| タイトル（英） | Examination of cooperative movement of the deglutition by surface electromyography and microphone |
| サブタイトル（英） | The difference between young/old subjects and patients with motor disorders |
| キーワード(1)（和/英） | 嚥下 / swallowing |
| キーワード(2)（和/英） | 誤嚥 / aspiration |
| キーワード(3)（和/英） | 嚥下協調運動 / coordinated movement of deglutition |
| キーワード(4)（和/英） | 運動失調症患者 / patients with motor disorders |
| キーワード(5)（和/英） | 表面筋電図 / surface electromyograpy |
| キーワード(6)（和/英） | マイクロフォン / microphone |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 松重 勢伊治 / Seiji Matsushige / マツシゲ セイジ |
| 第1著者 所属（和/英） | 熊本大学 (略称： 熊本大) Kumamoto University (略称： Kumamoto Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 伊賀崎 伴彦 / Tomohiko Igasaki / イガサキ トモヒコ |
| 第2著者 所属（和/英） | 熊本大学 (略称： 熊本大) Kumamoto University (略称： Kumamoto Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 林田 祐樹 / Yuki Hayashida / ハヤシダ ユウキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 熊本大学 (略称： 熊本大) Kumamoto University (略称： Kumamoto Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 村山 伸樹 / Nobuki Murayama / ムラヤマ ノブキ |
| 第4著者 所属（和/英） | 熊本大学 (略称： 熊本大) Kumamoto University (略称： Kumamoto Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 古閑 公治 / Hiroharu Koga / コガ ヒロハル |
| 第5著者 所属（和/英） | 熊本機能病院 (略称： 熊本機能病院) Kumamoto kinoh hospital (略称： Kumamoto kinoh hospital) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第6著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-01-28 14:50:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | MBE |
| 資料番号 | MBE2009-85 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.406 |
| ページ範囲 | pp.43-47 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2010-01-21 (MBE) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]