講演抄録/キーワード |
講演名 |
2009-11-20 15:10
マルチパスイーサネットにおけるOn/Offリンクアクティベーション法の評価 ○矢部裕也(慶大)・松谷宏紀(東大)・鯉渕道紘(NII)・天野英晴(慶大/NII)・渡辺崇文(インターネットイニシアティブ)・中尾昌広・廣安知之(同志社大) CPSY2009-39 |
抄録 |
(和) |
近年,PC クラスタでは,性能向上とともに消費電力の削減が強く求められている。しかし,インターコネクトの消費電力はリンクバンド幅を増すにつれて大きくなってきている。そこで,我々はPC クラスタのインターコネクトの主流であるイーサネットにおいてスイッチの消費電力を削減するために,トラフィック負荷に応じてリンクをOn/Off するアクティベーション法を提案してきた.我々のOn/Off リンクアクティベーション法は,VLAN ルーティング法を応用することで任意のトポロジにおいてブロードキャストストームを避けつつ,ホスト間の経路を更新
する.On/Off リンクアクティベーション法は,スイッチの既存の機能を制御することにより実現でき,ホスト側の設定は不要である.本稿では,66 ノード528 コアのPC クラスタにおけるLINPACK,NAS パラレルベンチマークを用いた評価結果より,On/Off アクティベーション法は,性能を維持しつつ,スイッチの総消費電力を最大29%削減できることがわかった. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
イーサネット / インターコネクト / 省電力技術 / PCクラスタ / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 109, no. 296, CPSY2009-39, pp. 25-30, 2009年11月. |
資料番号 |
CPSY2009-39 |
発行日 |
2009-11-13 (CPSY) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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