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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-10-30 15:50 静止画の速度印象が引き起こす時間拡張 ○山本健太郎・三浦佳世（九大）  HIP2009-94 |
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| 抄録 | （和） | 同じ呈示時間でも，速く動く対象を観察した時間は，それよりも遅いもしくは静止した対象を観察した時間よりも長く知覚される（時間拡張）．本研究では，静止画の速度印象が実際の運動と同様に時間拡張を引き起こすかどうかを検討した．実験1では時間再生課題を用い，0.5 s, 1.0 s, 1.5 sという呈示時間で，キャラクタの姿勢から得られる速度印象の影響を検討したところ，速度印象は知覚された時間に影響しなかった．しかし，実験2で時間二等分課題 (temporal bisection task) を用い，0.5 s以下の短い呈示時間で検討をおこなったところ，歩いている姿勢や走っている姿勢のキャラクタを観察した時間が，起立した姿勢のキャラクタを観察した時間よりも長く知覚された．これらの結果は，静止画の速度印象は実際の運動と同様に時間拡張を引き起こすが，その効果は実際の運動に比べ弱いということを示唆している． |
| （英） | Faster moving stimuli are judged to be longer in duration than slower or stationary ones having the same actual duration (called “time dilation”). In this study, we examined whether a sense of speed in static images cause time dilation as well as physical speed. In Experiment 1, we examined the effect of a sense of speed inferred from the posture of human character by time reproduction task. The physical durations of the stimuli were 0.5, 1.0, or 1.5 s. The result showed that the reproduced durations were not influenced by the sense of speed of the stimuli. In Experiment 2, we conducted a temporal bisection task with an anchor duration pair (0.1 s vs. 0.4 s) to measure the perceived time. The result showed that perceived duration was longer when participants observed running or walking posture of human character than they observed standing posture of it. These results indicate that although a sense of speed in static images cause time dilation, the effect is lower than that of physical speed. | |
| キーワード | （和） | 時間知覚 / 時間拡張 / 速度印象 / 静止画 / / / / |
| （英） | Time perception / Time dilation / Sense of speed / Static images / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 261, HIP2009-94, pp. 109-114, 2009年10月. | |
| 資料番号 | HIP2009-94 | |
| 発行日 | 2009-10-22 (HIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2009-94 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2009-10-29 - 2009-10-30 |
| 開催地（和） | 九州大学西新プラザ |
| 開催地（英） | Kyushu Univ. |
| テーマ（和） | 視知覚とその応用，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2009-10-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 静止画の速度印象が引き起こす時間拡張 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Time dilation caused by a sense of speed in static images |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 時間知覚 / Time perception |
| キーワード(2)（和/英） | 時間拡張 / Time dilation |
| キーワード(3)（和/英） | 速度印象 / Sense of speed |
| キーワード(4)（和/英） | 静止画 / Static images |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山本 健太郎 / Kentaro Yamamoto / ヤマモト ケンタロウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 三浦 佳世 / Kayo Miura / ミウラ カヨ |
| 第2著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-10-30 15:50:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2009-94 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.261 |
| ページ範囲 | pp.109-114 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2009-10-22 (HIP) |
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