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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-10-29 15:40 格子型消失錯視に及ぼす刺激の提示時間の影響 ○蘭 悠久・北岡明佳（立命館大）  HIP2009-80 |
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| 抄録 | （和） | 格子型消失錯視の時間特性を検討した．黒い縁のある白い円が，黒い背景上の灰色の格子の交差点（交差点条件） あるいは交差点の上下（道条件）に，あるいは一様な黒あるいは灰色の背景（背景条件） 上に，提示された．実験1は刺激の提示時間および円の網膜偏心度の影響を調べた．実験2は刺激の提示視野の影響を調べた．被験者の課題は知覚された白い円の数を報告することであった．2つの実験結果は，交差点条件において，（1）提示時間が1000ミリ秒以降長くなるにつれて，円が知覚されにくくなること，（2）円の網膜偏心度が大きくなるにつれて，円が知覚されにくくなること，（3）提示時間200ミリ秒においては上視野に提示された円は下視野に提示された円より知覚されにくかったが，提示時間6000ミリ秒においてはこの異方性がないことを示した．これらの結果から，消失錯視の生起確率は提示時間および網膜偏心度に依存することが示された． |
| （英） | We examined the effect of duration of stimuli on the grid-type extinction illusion. A white disc with black edge was presented at an intersection (intersection condition) or near an intersection (alley condition) of gray alleys on black background or was presented on a unique black or gray background (background condition). Experiment 1 examined the effects of duration of the stimuli and retinal eccentricity of the disc on the extinction illusion. Experiment 2 examined the effect of the visual field of stimuli on the extinction illusion. The subjects’ task was reported the number of perceived white discs. Two experiments showed the following results in the intersection condition. (1) The frequency that the disc was perceived decreased as the duration of the stimuli increased, if the duration was over 1000 ms. (2) The frequency that the disc was perceived decreased as retinal eccentricity increased. (3) The disc presented in the upper visual field was perceived less frequently than that in the lower visual field, when the duration was 200ms; there was no anisotropy when the duration was 6000ms. These results showed that the grid-type extinction illusion depends on the duration and the retinal eccentricity. | |
| キーワード | （和） | 消失錯視 / 知覚的消失 / 格子 / 提示時間 / / / / |
| （英） | extinction illusion / blanking phenomenon / visual disappearance / grid / duration / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 261, HIP2009-80, pp. 37-40, 2009年10月. | |
| 資料番号 | HIP2009-80 | |
| 発行日 | 2009-10-22 (HIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2009-80 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2009-10-29 - 2009-10-30 |
| 開催地（和） | 九州大学西新プラザ |
| 開催地（英） | Kyushu Univ. |
| テーマ（和） | 視知覚とその応用，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2009-10-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 格子型消失錯視に及ぼす刺激の提示時間の影響 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | The effect of duration of stimuli on the grid-type extinction illusion |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 消失錯視 / extinction illusion |
| キーワード(2)（和/英） | 知覚的消失 / blanking phenomenon |
| キーワード(3)（和/英） | 格子 / visual disappearance |
| キーワード(4)（和/英） | 提示時間 / grid |
| キーワード(5)（和/英） | / duration |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 蘭 悠久 / Yukyu Araragi / アララギ ユウキュウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumeikan University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 北岡 明佳 / Akiyoshi Kitaoka / キタオカ アキヨシ |
| 第2著者 所属（和/英） | 立命館大学 (略称： 立命館大) Ritsumeikan University (略称： Ritsumeikan Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-10-29 15:40:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2009-80 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.261 |
| ページ範囲 | pp.37-40 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2009-10-22 (HIP) |
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