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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-10-15 11:55 固有ベクトルに基づく電波セキュリティシステムの受信アレーアンテナに関する一検討 ○川上 俊・岡根利樹・大槻知明（慶大）  RCS2009-113 |
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| 抄録 | （和） | 著者らは，ホーム・オフィスセキュリティにおける信号部分空間を張る固有ベクトルを用いた屋内イベント検出システムを提案している．このシステムでは，屋内に存在する電波を利用して一対の送受信機で部屋全体を監視する．受信機にはアレーアンテナを用い，雑音の影響が大きい受信信号強度の情報ではなく，アレー信号処理により得られる，対象とする空間固有の情報である信号部分空間を張る固有ベクトルを利用する．人の侵入などのイベントが起きると，伝播環境が変化し固有ベクトルも変化するので，この変化によりイベントを検知する．固有ベクトルの変化の大きさによって，人の静止状態や動的状態の区別も可能である．これまでは，受信機に線形状あるいは円形状に配置したダイポールアンテナを利用していたが，固有ベクトルを得るためにはアンテナを規則的に配置する必要はない．本稿では，箱型に設置したパッチアンテナを受信機として使用した場合の侵入者検知，荷物の盗難検知，室外の影響に関する実験結果を報告する．その結果，任意に配列された小型のアレー受信機でもイベント検出が可能であることを示す．また，固有ベクトルではなく固有値に基づくイベント検出特性についても示し，アプリケーションによって使い分ける，あるいは併用することが有効であることを示す． |
| （英） | We proposed the indoor event detection system with signal subspace spanned by eigenvector for office or home security.The system monitors a whole room or home with only a pair of transmitter and receiver. The receiver uses an antenna array. We get not received signal strength (RSS) that is susceptible to noise but signal subspace spanned by eigenvector that is inherent to its environment. When an event (e.g. a person intrudes into a house) occurs, the propagation environment changes, and thus the signal subspace changes. Monitoring this change, we detect an event. The change of eigenvector means also whether a person is in motion or remains motionless. We have been using dipole antennas arranged linearly or circularly as the receiver, however, they are not necessarily arranged regularly to obtain eigenvector. In this report, we use patch antennas set up on a box as the receiver, and report the experiment results for the detection of intruder, baggage stolen and the effect of the outside the room. In the result, we can detect some events using the smaller receiver composed of array antennas arranged arbitrarily. Moreover, we study the detection performance of the eigenvalue-based security system and show that this system is useful for various applications by using both the eigenvector and the eigenvalue as the application demands. |
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| キーワード | （和） | イベント検出 / セキュリティ / アレーアンテナ / パッチアンテナ / / / / |
| （英） | event detection / security / array antenna / patch antenna / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 229, RCS2009-113, pp. 19-24, 2009年10月. | |
| 資料番号 | RCS2009-113 | |
| 発行日 | 2009-10-08 (RCS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | RCS2009-113 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | RCS |
| 開催期間 | 2009-10-15 - 2009-10-16 |
| 開催地（和） | ATR |
| 開催地（英） | ATR |
| テーマ（和） | 高速パケット伝送信号処理・伝送技術，無線通信一般 |
| テーマ（英） | Signal Processing and Transceiver Technologies on High-speed Wireless Packet Communication, Wireless Communication Systems, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | RCS |
| 会議コード | 2009-10-RCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 固有ベクトルに基づく電波セキュリティシステムの受信アレーアンテナに関する一検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Study on a Receiving Array Antenna for Eigenvector-Based Security System Using Radio Waves |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | イベント検出 / event detection |
| キーワード(2)（和/英） | セキュリティ / security |
| キーワード(3)（和/英） | アレーアンテナ / array antenna |
| キーワード(4)（和/英） | パッチアンテナ / patch antenna |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 川上 俊 / Shun Kawakami / カワカミ シュン |
| 第1著者 所属（和/英） | 慶應義塾大学 (略称： 慶大) Keio University (略称： Keio Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 岡根 利樹 / Kazuki Okane / オカネ カズキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 慶應義塾大学 (略称： 慶大) Keio University (略称： Keio Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 大槻 知明 / Tomoaki Ohtsuki / オオツキ トモアキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 慶應義塾大学 (略称： 慶大) Keio University (略称： Keio Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-10-15 11:55:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | RCS |
| 資料番号 | RCS2009-113 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.229 |
| ページ範囲 | pp.19-24 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2009-10-08 (RCS) |
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