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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-10-15 14:00 ラティスフィルタを用いた高速適応アルゴリズム ○田代和義・島村徹也（埼玉大）  SIP2009-59 IE2009-84 |
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| 抄録 | （和） | 入力信号の相関行列における固有値拡がりの影響によって適応フィルタの収束速度が劣化する問題がある．その問題解決法の一つとして入力信号の直交化にラティスフィルタを用いた2ステージ適応フィルタがある．しかし，反射係数の変動が影響し，適応フィルタの出力誤差が十分低減されないまま途中飽和してしまう．この途中飽和問題を解決する一手法として，反射係数の変動に同期させ適応フィルタの係数を補正する同期形学習アルゴリズムを用いた手法が提案されている．本論文では，同期形学習アルゴリズムを用いた手法とは異なる観点から，途中飽和問題を解決する新たな適応アルゴリズムを提案した．また，式変形した結果，提案手法と同期形学習アルゴリズムを用いた手法は同じ構成であることが明らかとなった．しかし，計算量の面で多くの場合提案手法の方が有利であった．そして，各手法における収束特性の比較として未知システムを同定する計算機シミュレーション実験を行い，提案手法が良好な収束特性を示すことを確認した． |
| （英） | The convergence speed of the adaptive filter is deteriorated by eigenvalue spread in the correlation matrix of the input signal. As one of the techniques to solve this problem, there is the 2-stage adaptive filter which involves a lattice filter to orthogonalize the input signal. However, the output error of this type of adaptive filter is saturated without decreasing enough because of the variation of the reflection coefficients. A synchronized learning algorithm that corrects the coefficients of the adaptive filter by synchronizing with the variation of the reflection coefficients was proposed recently. In this paper, we present a new adaptive algorithm solving the saturation problem from a different viewpoint from the synchronized learning algorithm. However, it is shown that the proposed algorithm and the synchronized learning algorithm become equivalent under certain conditions. In many cases, the proposed technique is more advantageous with respect to computational complexity. Also, the computer simulation experiments conducted in a scenario of system identification show that the proposed technique provides excellent convergence characteristics. | |
| キーワード | （和） | 適応フィルタ / ラティスフィルタ / 反射係数 / 直交化 / 正規化LMS / / / |
| （英） | adaptive filter / lattice filter / reflection coefficient / orthogonalization / NLMS / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 226, SIP2009-59, pp. 17-22, 2009年10月. | |
| 資料番号 | SIP2009-59 | |
| 発行日 | 2009-10-08 (SIP, IE) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SIP2009-59 IE2009-84 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SIP IE IPSJ-SLDM |
| 開催期間 | 2009-10-15 - 2009-10-16 |
| 開催地（和） | 福井県 芦原温泉「まつや千千」 |
| 開催地（英） | Awara Onsen "Matsuya Sensen" |
| テーマ（和） | プロセッサ，DSP，画像処理技術および一般 |
| テーマ（英） | Processor, DSP, image processing, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SIP |
| 会議コード | 2009-10-SIP-IE-SLDM |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ラティスフィルタを用いた高速適応アルゴリズム |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Fast Adaptive Algorithm Using Lattice Filter |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 適応フィルタ / adaptive filter |
| キーワード(2)（和/英） | ラティスフィルタ / lattice filter |
| キーワード(3)（和/英） | 反射係数 / reflection coefficient |
| キーワード(4)（和/英） | 直交化 / orthogonalization |
| キーワード(5)（和/英） | 正規化LMS / NLMS |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田代 和義 / Kazuyoshi Tashiro / タシロ カズヨシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 埼玉大学 (略称： 埼玉大) Saitama University (略称： Saitama Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 島村 徹也 / Tetsuya Shimamura / シマムラ テツヤ |
| 第2著者 所属（和/英） | 埼玉大学 (略称： 埼玉大) Saitama University (略称： Saitama Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-10-15 14:00:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | SIP |
| 資料番号 | SIP2009-59, IE2009-84 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.226(SIP), no.227(IE) |
| ページ範囲 | pp.17-22 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2009-10-08 (SIP, IE) |
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