講演抄録/キーワード |
講演名 |
2009-07-18 16:30
[ポスター講演]三項述語文における語順交替に名詞句の有生性と述語タイプの及ぼす影響 ~ 事象関連電位による探求 ~ ○酒井 弘(広島大)・濱田 香,チュウ ロザリン・龍 盛艶・トウ エン(広島大)・小野 創(近畿大)・入戸野 宏(広島大) TL2009-19 |
抄録 |
(和) |
(事前公開アブストラクト) 高祖ほか(2004)では,事象関連電位を指標として日本語三項述語文におけるニ格名詞句とヲ格名詞句の語順の交替について検討した.しかし,二格名詞句に有生名詞,ヲ格名詞句に無生名詞を使用していたため,有生性の相違が結果に影響を及ぼした可能性がある.そこで,ニ格とヲ格にともに無生名詞が現れる文(子どもがケチャップにソースを混ぜた(~が~に~を語順文)/ケチャップをソースに混ぜた(~が~を~に語順文))を使用し,各領域を読む際の事象関連電位を比較したところ,「~が~に~を語順文」の第三領域において左前頭部に陰性成分が観察された.この結果は,名詞句の有生性や述語の性質によって,三項述語文の好まれる語順が異なることを示唆している. |
(英) |
(Advance abstract in Japanese is available) |
キーワード |
(和) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 109, no. 140, TL2009-19, pp. 63-66, 2009年7月. |
資料番号 |
TL2009-19 |
発行日 |
2009-07-11 (TL) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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