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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-07-10 13:00 Ku帯およびKa帯衛星回線におけるサテライトダイバーシティと時間遅延ダイバーシティ効果の検討 ○前川泰之（阪電通大）・初田 健（初田技術士事務所）  AP2009-69 |
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| 抄録 | （和） | 1995～1998年と2003～2008年の間に、大阪電気通信大学(寝屋川市)において連続的に測定されたKu帯およびKa帯各種衛星電波の受信レベルデータを用いて、降雨減衰量のサテライトダイバーシティ効果に対して時間遅延ダイバーシティを併用した場合の時間率改善について検討を行った。方位角が互いに30°から60°程度異なる６種類の衛星伝搬路間において、累積時間率が0.1～0.01％程度の減衰量に対する時間率改善効果は、サテライトダイバーシティ単独では数十％に止まるが、両衛星間で時間遅延ダイバーシティをさらに行うと60分程度の遅延時間で一桁を超える改善が得られることがKu帯とKa帯で同様に示された。この改善効果は伝搬路が西側の衛星の信号を遅らせる方がより効果が上がり、台風や夕立よりも寒冷前線や停滞前線による降雨でより顕著であることが分かった。Ku帯ではこの60分の遅延時間により減衰量約４dB以上で一桁を超える時間率改善が望めるが、Ka帯では減衰量約8dB以上で有効となり、それ以下の減衰量ではさらに長い遅延時間が必要であることが示された。 |
| （英） | The effects of satellite and time delayed diversity techniques on Ku- and Ka-band rain attenuation were investigated in six propagation paths with azimuth angle separations of 30 to 60 deg, using the radio waves continuously received from several kinds of Ku and Ka band satellites at Osaka Electro-Communication University (OECU) during 1995-1998 and 2003-2008. It is found in both Ku and Ka bands that the improvement of unavailable time percentages of 0.1-0.01% due to rain attenuation is increased by more than one order, as the time delayed diversity of about 60 min is also introduced between the two satellite paths, compared to the original improvement for the satellite diversity being a few tens of the percents. The improvement is shown to be more effective when the time delay is applied to the satellite with its orbital position westward to the other one. Also, the effects are more conspicuous in rainfall events with cold or stationary fronts than typhoon or shower. In Ku band, the improvement of the unavailable time percentages exceeding one order is expected for the attenuation of greater than about 4 dB with time delay of 60 min, while the same improvement of the time percentages requires the time delay of more than 60 min for the attenuation of less than about 8 dB in Ka band. | |
| キーワード | （和） | 衛星通信 / 降雨減衰 / Ka帯 / Ku帯 / サテライトダイバーシティ / 時間遅延ダイバーシティ / / |
| （英） | Satellite Communications / Rain attenuation / Ka band / Ku-band / Satellite diversity / Time delayed diversity / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 117, AP2009-69, pp. 147-152, 2009年7月. | |
| 資料番号 | AP2009-69 | |
| 発行日 | 2009-07-01 (AP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | AP2009-69 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | AP SAT |
| 開催期間 | 2009-07-08 - 2009-07-10 |
| 開催地（和） | 小樽市民会館 |
| 開催地（英） | Otaru city, Hokkaido |
| テーマ（和） | 衛星,移動通信におけるアンテナ・伝搬技術,一般 |
| テーマ（英） | AP |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | AP |
| 会議コード | 2009-07-AP-SAT |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | Ku帯およびKa帯衛星回線におけるサテライトダイバーシティと時間遅延ダイバーシティ効果の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Study on the Satellite Diversity and Time Delayed Diversity Techniques in Ku and Ka Band Satellite Communications Links |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 衛星通信 / Satellite Communications |
| キーワード(2)（和/英） | 降雨減衰 / Rain attenuation |
| キーワード(3)（和/英） | Ka帯 / Ka band |
| キーワード(4)（和/英） | Ku帯 / Ku-band |
| キーワード(5)（和/英） | サテライトダイバーシティ / Satellite diversity |
| キーワード(6)（和/英） | 時間遅延ダイバーシティ / Time delayed diversity |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 前川 泰之 / Yasuyuki Maekawa / マエカワ ヤスユキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) saka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 初田 健 / Takeshi Hatsuda / ハツダ タケシ |
| 第2著者 所属（和/英） | 初田技術士事務所 (略称： 初田技術士事務所) Hatsuda Professional Office (略称： Hatsuda Prof. Office) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-07-10 13:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | AP |
| 資料番号 | AP2009-69 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.117 |
| ページ範囲 | pp.147-152 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2009-07-01 (AP) |
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