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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-03-09 13:10 ［招待講演］進化する公開鍵暗号(RSA暗号、楕円曲線暗号、IDベース暗号) ○高木 剛（公立はこだて未来大）  IT2008-50 ISEC2008-108 WBS2008-63 |
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| 抄録 | （和） | RSA暗号に始まり楕円曲線暗号およびペアリング暗号という形で進化してきた公開鍵暗号化方式について解説する. 現在最も利用されている公開鍵暗号として素因数分解の困難性を安全性の根拠にしたRSA 暗号が有名である. 一方, 有限体上の 楕円曲線における離散対数問題の困難性を安全性の根拠にした楕円曲線暗号(ECC)は, RSA 暗号と同程度の安全性をより短い鍵長で実現できる特徴を持つ. 近年, RSA 暗号や楕円曲線暗号では実現が困難であった暗号プロトコルを実現できる方式としてペアリング暗号が注目を集めており, 世界中で活発に研究が進展している. ペアリング暗号の代表的な例として, 利用者が公開鍵をID のように自由に選択できるIDベース暗号(IBE)が知られている. ペアリング暗号は, 楕円曲線上の離散対数問題をペアリング写像により有限体上の離散対数問題に帰着できる楕円曲線を利用して構成される. 本講演では, どのような数学的構造が公開鍵暗号に利用されており, それらが暗号の安全性や性能に与えている影響について説明する. |
| （英） | We give a brief overview on the development of public-key cryptography starting with RSA cryptosystem. The most frequently used public-key cryptography is RSA cryptosystem, whose security is relied on the intractability of factoring a larger integer. On the other hand, elliptic curve cryptosystem (ECC) is based on the difficulty of the discrete logarithm problem on elliptic curves over finite fields, and the key size of ECC can be chosen smaller than that of RSA cryptosystem with the same security level. Recently, pairing based cryptography has been attracted in cryptography. Pairing based cryptography can accomplish novel security applications such as ID-based cryptosystems (IBE), which have not been constructed efficiently with the previous public-key cryptography. Pairing based cryptography is constructed by a bilinear pairing map, which reduces the discrete logarithm problem on elliptic curves to that on the related finite field. In this talk, we explain about the basic mathematics used for public-key cryptography and its influence on their security. |
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| キーワード | （和） | 公開鍵暗号 / RSA暗号 / 楕円曲線暗号 / IDベース暗号 / ペアリング / / / |
| （英） | Public-key cryptography / RSA / ECC / IBE / Pairing / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 108, no. 473, ISEC2008-108, pp. 47-48, 2009年3月. | |
| 資料番号 | ISEC2008-108 | |
| 発行日 | 2009-03-02 (IT, ISEC, WBS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | IT2008-50 ISEC2008-108 WBS2008-63 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | WBS IT ISEC |
| 開催期間 | 2009-03-09 - 2009-03-10 |
| 開催地（和） | 公立はこだて未来大学（函館） |
| 開催地（英） | Hakodate Mirai Univ. |
| テーマ（和） | 一般：情報通信基礎サブソサイェティ合同研究会 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | ISEC |
| 会議コード | 2009-03-WBS-IT-ISEC |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 進化する公開鍵暗号(RSA暗号、楕円曲線暗号、IDベース暗号) |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Advances in Public-Key Cryptography (RSA, ECC, IBE) |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 公開鍵暗号 / Public-key cryptography |
| キーワード(2)（和/英） | RSA暗号 / RSA |
| キーワード(3)（和/英） | 楕円曲線暗号 / ECC |
| キーワード(4)（和/英） | IDベース暗号 / IBE |
| キーワード(5)（和/英） | ペアリング / Pairing |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高木 剛 / Tsuyoshi Takagi / タカギ ツヨシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 公立はこだて未来大学 (略称： 公立はこだて未来大) Future University Hakodate (略称： Future Univ. Hakodate.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-03-09 13:10:00 |
| 発表時間 | 60分 |
| 申込先研究会 | ISEC |
| 資料番号 | IT2008-50, ISEC2008-108, WBS2008-63 |
| 巻番号（vol） | vol.108 |
| 号番号（no） | no.472(IT), no.473(ISEC), no.474(WBS) |
| ページ範囲 | pp.47-48 |
| ページ数 | 2 |
| 発行日 | 2009-03-02 (IT, ISEC, WBS) |
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