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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-11-07 14:15 新しいBCIチャネルの実現に向けた視空間的注意の検出 藤澤順也・○唐山英明・廣瀬通孝（東大）  HIP2008-91 |
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| 抄録 | （和） | 本研究では，従来のような点滅視覚刺激のない状態での視空間的注意の課題中のα波帯域の変化について報告する．視空間的注意は，末梢神経に依存しない脳‐コンピュータインタフェースの新しいチャネルとして期待できるが，この手法についてはこれまであまり研究がなされていない．従来の点滅視覚刺激を用いた報告では，末梢神経の非依存度を低減し，実用上の問題がある．それゆえ，点滅視覚刺激のない状態で視覚的注意が検出可能かどうかについて調べた．ここでは，CSPアルゴリズムを視空間的注意検出の問題に初めて適用した．左周辺視野，右周辺視野，視野中心への注意時という3つの脳状態について，その注意の所在の推定精度を評価した．30個の脳波電極を5人の頭部の視覚野に装着し，実験を行った．左右周辺視野注意時の判別能は，75.39%（最高86.13%）であった．この結果から，CSPアルゴリズムが有効であり，点滅視覚刺激のない視空間的注意時のα波帯域の変化が，運動想起時の事象関連同期／事象関連脱同期と同様に，末梢神経非依存の脳‐コンピュータインタフェースの新しいチャネルとして利用可能であることを指摘した． |
| （英） | In this paper, alpha band modulation during visuo-spatial attention without flickering visual stimuli was focused. Visual spatial attention has been expected to provide a new channel of noninvasive independent brain computer interface (BCI), but little work has been done on the new interfacing method. The flickering stimuli used in previous work cause a decline of independency and have difficulties in a practical use. Therefore we investigated whether visual spatial attention could be detected without such stimuli. The common spatial patterns (CSP) were for the first time applied to the brain states during visual spatial attention. The performance evaluation was based on three brain states of left, right and center direction attention. The 30-channel scalp electroencephalographic (EEG) signals over occipital cortex were recorded for five subjects. The averaged classification accuracy was 75.39 (range 63.75 to 86.13) % for left vs right direction attention. It is suggested that CSP is useful in the context of visual spatial attention, and the alpha band modulation during visual spatial attention without flickering stimuli has the possibility of a new channel for independent BCI as well as ERD/ERS in motor imagery. | |
| キーワード | （和） | 視空間的注意 / 脳‐コンピュータインタフェース（ＢＣＩ） / 末梢神経非依存ＢＣＩ / 脳波 / / / / |
| （英） | visuo-spatial attention / brain-computer interface(BCI) / independent-BCI / electroencephalogram(EEG) / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 108, no. 282, HIP2008-91, pp. 17-20, 2008年11月. | |
| 資料番号 | HIP2008-91 | |
| 発行日 | 2008-10-31 (HIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2008-91 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2008-11-07 - 2008-11-11 |
| 開催地（和） | 金沢工大および山代温泉 |
| 開催地（英） | Kanazawa Institute of Technology, Yamahiro Hot Spring |
| テーマ（和） | 視知覚とその応用，手，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2008-11-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 新しいBCIチャネルの実現に向けた視空間的注意の検出 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Detection of Visuo-Spatial Attention for a New Channel of Brain-Computer Interface |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 視空間的注意 / visuo-spatial attention |
| キーワード(2)（和/英） | 脳‐コンピュータインタフェース（ＢＣＩ） / brain-computer interface(BCI) |
| キーワード(3)（和/英） | 末梢神経非依存ＢＣＩ / independent-BCI |
| キーワード(4)（和/英） | 脳波 / electroencephalogram(EEG) |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 藤澤 順也 / Junya Fujisawa / フジサワ ジュンヤ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) Tokyo University (略称： Tokyo Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 唐山 英明 / Hideaki Touyama / トウヤマ ヒデアキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) Tokyo University (略称： Tokyo Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 廣瀬 通孝 / Michitaka Hirose / ヒロセ ミチタカ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) Tokyo University (略称： Tokyo Univ.) |
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| 講演者 | 第2著者 |
| 発表日時 | 2008-11-07 14:15:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2008-91 |
| 巻番号（vol） | vol.108 |
| 号番号（no） | no.282 |
| ページ範囲 | pp.17-20 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2008-10-31 (HIP) |
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