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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-07-23 13:00 Ku帯衛星回線のサイトダイバーシティ改善度と雨域通過方向との関係 ○前川泰之・澤井紘一・柴垣佳明・高見友幸（阪電通大）・初田 健（北海道工大）  AP2008-42 |
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| 抄録 | （和） | 大阪電気通信大学寝屋川キャンパス（OECU）と京都大学宇治構内および信楽ＭＵ観測所において過去約６年間に行なったKu帯衛星電波の降雨減衰３点同時観測と、本学同寝屋川キャンパス(寝屋川市)、四條畷キャンパス(四條畷市)、および大阪電気通信大学高校(守口市)において過去約３年間行った降雨減衰３点同時観測のサイトダイバーシティ特性について解析を行った。水平距離が3～50kmの範囲において、温暖、寒冷、停滞前線および台風等、それぞれ特徴的な雨域通過方向を有する各種降雨タイプの影響が明らかになり、サイトダイバーシティ改善効果はそれらの雨域通過方向に対して投射した２局間の距離に大きく依存することが分かった。さらに上記２組の降雨減衰３点観測データを用いて、降雨事象毎にその雨域通過方向に対して最も近い配置の２局を選んでサイトダイバーシティの数値シミュレーションを試みた結果、従来の２局固定の場合のITU-R勧告値に比べて60％程度の距離で同様の改善効果が得られ、同じ３点間では回線不稼動率が約半分程度まで軽減できることが示された。 |
| （英） | The effects of site diversity techniques on Ku-band rain attenuation are investigated using two sets of simultaneous satellite signal observations, which have been conducted among Osaka Electro-Communication University (OECU) in Neyagawa, Kyoto University in Uji, and Shigaraki MU Observatory in Koga for about past six years, and among the headquarters of OECU in Neyagawa and their other facilities in Shijonawate and Moriguchi for about past three years. The site diversity effects are found to be largely affected by the passing direction of rain areas characterized by each rain type, such as warm, cold, and stationary fronts or typhoon, for the horizontal site separations of 3-50 km. Also, the improvement factor of the diversity effects primarily depends on the distance between the sites projected to the rain area motions. Further analyses of the two sets of the attenuation measurements at those three locations reveal that this improvement factor can be reduced down to about 60 % of the ITU-R predictions, concerned with fixed two sites, by choosing a pair of the sites aligned nearest to the rain area motion at each rainfall event, yielding about 50% reduction of unavailable time percentages. | |
| キーワード | （和） | 衛星通信 / 降雨減衰 / Ku帯 / サイトダイバーシティ / 雨域 / 通過方向 / / |
| （英） | Satellite communications / Rain attenuation / Ku-band, / Site diversity / Rain area / Passage velocity / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 108, no. 148, AP2008-42, pp. 35-40, 2008年7月. | |
| 資料番号 | AP2008-42 | |
| 発行日 | 2008-07-16 (AP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | AP2008-42 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | AP SAT |
| 開催期間 | 2008-07-23 - 2008-07-25 |
| 開催地（和） | 北海道大学 |
| 開催地（英） | Hokkaido University |
| テーマ（和） | 衛星、移動通信におけるアンテナ・伝搬技術、一般 |
| テーマ（英） | Satellite Communications, Antennas and Progation, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | AP |
| 会議コード | 2008-07-AP-SAT |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | Ku帯衛星回線のサイトダイバーシティ改善度と雨域通過方向との関係 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Improvement Factor of Ku-band Satellite Diversity Effects Related to Rain Area Motion |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 衛星通信 / Satellite communications |
| キーワード(2)（和/英） | 降雨減衰 / Rain attenuation |
| キーワード(3)（和/英） | Ku帯 / Ku-band, |
| キーワード(4)（和/英） | サイトダイバーシティ / Site diversity |
| キーワード(5)（和/英） | 雨域 / Rain area |
| キーワード(6)（和/英） | 通過方向 / Passage velocity |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 前川 泰之 / Yasuyuki Maekawa / マエカワ ヤスユキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 澤井 紘一 / Koichi Sawai / サワイ コウイチ |
| 第2著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 柴垣 佳明 / Yoshiaki Shibagaki / シバガキ ヨシアキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高見 友幸 / Tomoyuki Takami / タカミ トモユキ |
| 第4著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 初田 健 / Takeshi Hatsuda / ハツダ タケシ |
| 第5著者 所属（和/英） | 北海道工業大学 (略称： 北海道工大) Hokkaido Institute of Technology (略称： Hokkaido Inst. Tech.) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-07-23 13:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | AP |
| 資料番号 | AP2008-42 |
| 巻番号（vol） | vol.108 |
| 号番号（no） | no.148 |
| ページ範囲 | pp.35-40 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2008-07-16 (AP) |
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