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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-06-20 17:20 ワインのアルコール濃度推定を目的としたCole-Cole plot測定とパラメータ推定 ○渡邊浩太・高 義礼・藤原 修（名工大）  EMCJ2008-25 |
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| 抄録 | （和） | 酒類のアルコール濃度は，わが国では国税庁所定分析法で同定しなければならず，例えば，ワインなどの30%未満の酒類では蒸留法が一般に用いられるが，同測定法は，蒸留操作に時間と手間を要する．筆者らは先に，ワインの品質評価を目的として，複素比誘電率を10MHzから6GHzの広帯域で測定し，そのCole-Cole plotから熟成度の他にアルコール濃度をも同時推定し得る可能性を示した．同手法は，アルコール飲料に不純物が含まれていても蒸留操作を必要としないので，アルコール濃度を短時間に推定できるという利点があるが，その精度については不明の点が多い．本文では，Cole-Cole plotによるアルコール濃度の推定精度の検証を目的として，純水とエタノール希釈液の複素比誘電率を100MHzから40GHzまで広帯域測定し，Cole-Cole plotを表すパラメータのアルコール濃度と温度に対する依存性を求めた．この結果から赤ワインのCole-Cole plotからアルコール濃度を推定し，蒸留法による推定値と比較した結果，両者は誤差1%以内で一致することが確認できた． |
| （英） | To evaluate the quality of wine, we previously measured the complex relative permittivity of wine in the frequency range from 10 MHz to 6 GHz with a network analyzer, and suggested a possibility that the maturity and alcohol concentration of wine can simultaneously be estimated from the Cole-Cole plot. This method enables one to simply estimate the alcohol concentration of alcoholic beverages without any distillation equipment, while its accuracy has not well been examined. In this study, to investigate the estimation accuracy of the alcohol concentration of wine by its Cole-Cole plots, we measured the complex relative permittivity of pure water and diluted ethanol solution from 100 MHz to 40 GHz, and obtained the dependence of the Cole-Cole plot parameters on alcohol concentration and temperature. By using these results as calibration data, we estimated the alcohol concentration of red wine from the Cole-Cole plots, which was compared with the measured one with a distillation method. As a result, we found that the estimated alcohol concentration of red wine agrees with the measured results in error by less than 1 %. | |
| キーワード | （和） | 赤ワイン / 複素比誘電率 / Cole-Cole plot / アルコール濃度 / 推定精度 / / / |
| （英） | Red wine / complex relative permittivity / Cole-Cole plot / alcohol concentration / estimation accuracy / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 108, no. 97, EMCJ2008-25, pp. 105-110, 2008年6月. | |
| 資料番号 | EMCJ2008-25 | |
| 発行日 | 2008-06-13 (EMCJ) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EMCJ2008-25 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EMCJ |
| 開催期間 | 2008-06-20 - 2008-06-20 |
| 開催地（和） | 北海道大学 |
| 開催地（英） | Hokkaido Univ. |
| テーマ（和） | 生体／一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EMCJ |
| 会議コード | 2008-06-EMCJ |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ワインのアルコール濃度推定を目的としたCole-Cole plot測定とパラメータ推定 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Measurement and Parameter Estimation of Cole-Cole Plot for Determining Alcohol Concentration of Wine |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 赤ワイン / Red wine |
| キーワード(2)（和/英） | 複素比誘電率 / complex relative permittivity |
| キーワード(3)（和/英） | Cole-Cole plot / Cole-Cole plot |
| キーワード(4)（和/英） | アルコール濃度 / alcohol concentration |
| キーワード(5)（和/英） | 推定精度 / estimation accuracy |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 渡邊 浩太 / Kota Watanabe / ワタナベ コウタ |
| 第1著者 所属（和/英） | 名古屋工業大学 (略称： 名工大) Nagoya Institute of Technology (略称： NIT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高 義礼 / Yoshinori Taka / タカ ヨシノリ |
| 第2著者 所属（和/英） | 名古屋工業大学 (略称： 名工大) Nagoya Institute of Technology (略称： NIT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 藤原 修 / Osamu Fujiwara / フジワラ オサム |
| 第3著者 所属（和/英） | 名古屋工業大学 (略称： 名工大) Nagoya Institute of Technology (略称： NIT) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-06-20 17:20:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EMCJ |
| 資料番号 | EMCJ2008-25 |
| 巻番号（vol） | vol.108 |
| 号番号（no） | no.97 |
| ページ範囲 | pp.105-110 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2008-06-13 (EMCJ) |
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