講演抄録/キーワード |
講演名 |
2008-05-09 15:30
スイッチングレギュレータを多段接続した給電システムの入力インピーダンスと安定性について ○久永光司(NECインフロンティア)・長尾道彦・原田耕介(崇城大) EE2008-10 |
抄録 |
(和) |
近年,電子通信機器用電源システムにおいて,半導体LSIの低電圧・大電流化,電源電圧の多様化への対応がはかられている.従来の入力電圧から所望の電圧へ直接変換する方式の場合,LSIの低電圧化に対応するには,非常に大きな入出力の変換比が必要となるため、中間バス給電方式のように複数のスイッチングレギュレータを多段接続して所望の電圧レベルに変換する分散給電方式が採用されている[1]~[5].本方式では系の安定性の問題が指摘されており,筆者等は既に、個々のスイッチングレギュレータ間の相互作用の影響による安定性の解析と制御器の設計法について詳細に報告した[6]~[12]。しかし、本方式を採用した電子情報通信機器の入力インピーダンスとシステムの入力系統に存在するインピーダンスが系の安定性に与える影響についてはまだ十分検討されていない。そこで本稿では、複数のスイッチングレギュレータを多段接続した給電システムの入力インピーダンスの特性と安定性の関係について検討し、スイッチングレギュレータを多段構成したシステムの入力インピーダンスは、右半平面に極をもつため、通常のボード線図による安定性設計が適用できず、ナイキストの安定判別法を厳密に適用した安定性設計が必要であることを示す。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
分散給電方式 / 中間バス / POL / / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 108, no. 25, EE2008-10, pp. 51-56, 2008年5月. |
資料番号 |
EE2008-10 |
発行日 |
2008-05-02 (EE) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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EE2008-10 |