講演抄録/キーワード |
講演名 |
2007-07-27 16:05
デシメーション型サンプリングフィルタの小型化の検討 ○浜田奈穂・林 亮司(三菱電機)・佐野智弘・佐藤久恭(ルネサステクノロジ) SR2007-43 |
抄録 |
(和) |
デシメーション型サンプリングフィルタのキャパシタ数を削減する2つの構成について提案する.従来構成では2つのキャパシタバンクを用いて交互に充放電を行う構成であった.提案構成では,充放電を複数段に分けて処理を行う.これにより,初段以外の充放電部の充電の時間間隔が初段の充放電部の充電の時間間隔より長くなるため,初段以外の充放電部は1つのキャパシタバンクで充放電を行うことが可能となる.またもう一方の提案構成では,電荷共有するキャパシタの組み合わせを巡回的に変更するように制御する.これらの提案構成により,フィルタを構成する2つのキャパシタバンクのうち1つを削減でき,フィルタの小型化が可能となる. |
(英) |
This paper proposes two novel techniques to reduce the number of capacitors in moving-average-type (MAT) sampling filters. The first technique is to divide averaging process into multi stages, which enables a capacitor bank to process charge and readout simultaneously at the second or later stages. The other technique is to process charge and readout cyclically in a capacitor bank. These techniques reduce the number of capacitor banks to one, resulting in downsizing of MAT sampling filters. |
キーワード |
(和) |
サンプリングフィルタ / 離散時間 / アンチエリアシング / ソフトウェア無線 / / / / |
(英) |
Sampling Filter / Discrete Time / Anti-aliasing / Software Defined Radio / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 107, no. 162, SR2007-43, pp. 145-150, 2007年7月. |
資料番号 |
SR2007-43 |
発行日 |
2007-07-19 (SR) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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SR2007-43 |