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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2007-07-19 14:00 反射係数の大きさに着目した改良型Wheeler法における放射効率の落込み回避法の提案 ○片桐康男・石井 望・村山 隆・宮川道夫（新潟大）  AP2007-54 |
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| 抄録 | （和） | 小型アンテナの放射効率の測定方法として精度が高い簡易な改良型Wheeler 法がよく知られている．本方法は自由空間中のアンテナの反射係数，可動短絡を設置した導波管内のアンテナの反射係数より放射効率を評価する．しかし，導波管と可動短絡によって構成されるキャビティにより効率の落ち込みが生じるために精度が非常に低くなってしまう問題点がある．そこで我々は効率の落ち込みについて伝送線路モデルを用いてその現象を解明してきた．効率の落ち込みの回避法としてアンテナと左右の可動短絡の距離が一定になるように可動短絡を移動させて効率を評価する方法が挙げられる．しかし手動で可動短絡の位置を変化させて効率を評価するために可動短絡の位置が若干ずれ，導波管と２つの可動短絡の間で形成されるキャビティに対応する共振周波数で小さな効率の落ち込みが生じる．これらの落ち込みは極めて狭い周波数範囲における局所的なものである．この小さな落ち込みについて伝送線路モデルとモーメント法を用いて効率の落ち込みについて確認した．また，効率の落ち込みを取り除くために本報告では反射係数の大きさに着目し，この効率の落ち込みを回避するための新しい方法を提案する． |
| （英） | The reflection method is well known as an accurate and simple measurement method of the radiation efficiency of the antenna. In this method, the radiation efficiency can be evaluated by measuring the reflection coefficient of the antenna in free space and in the waveguide with two sliding shorts. However, some dips of the radiation efficiency can be observed because of the cavity formed by the waveguide and two sliding shorts. In the previous study, we clarified the phenomenon of the dip by using transmission line model. To avoid the dips, we have proposed that two sliding shorts are equally moved. In this case, some small dips can be observed by slight differences of the location of the sliding shorts. The dips are limited in the extremely narrow frequency range. We confirmed the dips of the radiation efficiency by using transmission line model and method of moment. In this paper, we proposed a new technique to avoid these dips by checking the magnitude of the reflection coefficients of the antenna in the cavity. | |
| キーワード | （和） | 放射効率 / 改良型Wheeler法 / 導波管 / 可動短絡 / / / / |
| （英） | radiation efficiency / reflection method / waveguide / sliding short / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 144, AP2007-54, pp. 71-76, 2007年7月. | |
| 資料番号 | AP2007-54 | |
| 発行日 | 2007-07-12 (AP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | AP2007-54 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | AP SAT |
| 開催期間 | 2007-07-19 - 2007-07-20 |
| 開催地（和） | 第一滝本館（登別） |
| 開催地（英） | Daiichi-Takimotokan(Noboribetsu) |
| テーマ（和） | 衛星，移動通信におけるアンテナ・伝搬技術，一般 |
| テーマ（英） | Satellite Communications, Antennas and Progation, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | AP |
| 会議コード | 2007-07-AP-SAT |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 反射係数の大きさに着目した改良型Wheeler法における放射効率の落込み回避法の提案 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Proposal of the dips in the efficiency estimated by the reflection method in consideration of the magnitude of reflection coefficients |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 放射効率 / radiation efficiency |
| キーワード(2)（和/英） | 改良型Wheeler法 / reflection method |
| キーワード(3)（和/英） | 導波管 / waveguide |
| キーワード(4)（和/英） | 可動短絡 / sliding short |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 片桐 康男 / Yasuo Katagiri / カタギリ ヤスオ |
| 第1著者 所属（和/英） | 新潟大学 (略称： 新潟大) Niigata University (略称： Niigata Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 石井 望 / Nozomu Ishii / イシイ ノゾム |
| 第2著者 所属（和/英） | 新潟大学 (略称： 新潟大) Niigata University (略称： Niigata Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 村山 隆 / Takashi Murayama / ムラヤマ タカシ |
| 第3著者 所属（和/英） | 新潟大学 (略称： 新潟大) Niigata University (略称： Niigata Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 宮川 道夫 / Michio Miyakawa / |
| 第4著者 所属（和/英） | 新潟大学 (略称： 新潟大) Niigata University (略称： Niigata Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2007-07-19 14:00:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | AP |
| 資料番号 | AP2007-54 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.144 |
| ページ範囲 | pp.71-76 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2007-07-12 (AP) |
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