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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2007-06-29 15:25 マルチセル環境におけるMIMO多重伝送の周波数利用効率 ○安達宏一（慶大）・安達文幸（東北大）・中川正雄（慶大）  RCS2007-27 |
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| 抄録 | （和） | 周波数帯域幅を拡大することなく伝送速度を向上させる技術として注目されているのがマルチアンテナ空間多重伝送(MIMO)である．異なるセルで同一周波数を繰り返して用いるセルラーシステムにMIMO多重を適用した場合，送信アンテナ数に比例してチャネル容量が増加するが，隣接セルからの同一周波数干渉(CCI)の影響を受けるため，同一周波数を利用する基地局間距離を離さなければならない．これはチャネル容量を低下させることになる．本稿では，MIMO多重がセルラーシステムのチャネル容量(セルラーチャネル容量と呼ぶ)を向上できるのかどうかという疑問に答えるために伝搬損失指数，シャドーウィング損失の標準偏差，基地局送信電力を考慮し， MIMO多重伝送のセルラーチャネル容量の分布について検討している．また，他のマルチアンテナ伝送技術である時空間ブロック符号(STBC-MISO)や受信ダイバーシチ(SIMO)との比較も行っている．計算機シミュレーションによる特性評価の結果，セルラーチャネル容量を最大とするクラスタサイズが存在することを示している．アウテージ確率10%とするときのセルラーチャネル容量は，マルチアンテナ伝送技術の種類によらずクラスタサイズを3としたとき最大となる．またチャネルのパラメータによらずMIMO多重伝送が常にSIMOやSTBC-MISOよりも高いセルラーチャネル容量を達成できることを示している． |
| （英） | To increase the transmission rate without bandwidth expansion, multiple-input multiple-output (MIMO) technique has been attracting much attention. When MIMO technique is applied to a cellular system, the MIMO channel capacity is affected by the interference from neighboring co-channel cells. In this paper, we evaluate the outage probability of MIMO downlink channel capacity in a cellular system, taking into account the frequency-reuse factor, path loss exponent, standard deviation of shadowing loss, and base station (BS) transmit power. We discuss about the cellular spectrum efficiency. Furthermore, we compare the cellular MIMO spectrum efficiency with those of other multi-antenna transmission techniques such as space time block coded multiple-input single-output (STBC-MISO) and single-input multiple-output (SIMO). We show that the optimum frequency reuse factor is 3 irrespective of type of multi-antenna transmission scheme for the outage probability of 10 %. We also show that the cellular MIMO spectrum efficiency is always higher than those of SIMO and STBC-MISO. | |
| キーワード | （和） | MIMO / マルチセル環境 / リンク容量 / / / / / |
| （英） | MIMO / Multi-cell environment / Link capacity / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 113, RCS2007-27, pp. 97-102, 2007年6月. | |
| 資料番号 | RCS2007-27 | |
| 発行日 | 2007-06-21 (RCS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | RCS2007-27 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | RCS |
| 開催期間 | 2007-06-28 - 2007-06-29 |
| 開催地（和） | 豊橋技科大 |
| 開催地（英） | Toyohashi Uni. of Tech. |
| テーマ（和） | 誤り訂正，MAC，無線通信一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | RCS |
| 会議コード | 2007-06-RCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | マルチセル環境におけるMIMO多重伝送の周波数利用効率 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Spectrum efficiency of MIMO multiplexing in a cellular environment |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | MIMO / MIMO |
| キーワード(2)（和/英） | マルチセル環境 / Multi-cell environment |
| キーワード(3)（和/英） | リンク容量 / Link capacity |
| キーワード(4)（和/英） | / |
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| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 安達 宏一 / Koichi Adachi / アダチ コウイチ |
| 第1著者 所属（和/英） | 慶應義塾大学 (略称： 慶大) Keio University (略称： Keio Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 安達 文幸 / Fumiyuki Adachi / アダチ フミユキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中川 正雄 / Masao Nakagawa / ナカガワ マサオ |
| 第3著者 所属（和/英） | 慶應義塾大学 (略称： 慶大) Keio University (略称： Keio Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2007-06-29 15:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | RCS |
| 資料番号 | RCS2007-27 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.113 |
| ページ範囲 | pp.97-102 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2007-06-21 (RCS) |
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