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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2007-05-22 11:15 多層LCP基板を用いたマイクロ波帯サスペンディッド結合バラン ○竹内太志・亀田 卓・中瀬博之・高木 直・坪内和夫（東北大）  MW2007-24 エレソ技報アーカイブへのリンク：MW2007-24 |
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| 抄録 | （和） | 多層配線基板を利用したサスペンデッド結合型のバランを提案する．結合線路より構成するバランにおいて，広帯域な特性を得るには結合線路の線路間容量を大きくする必要がある．従来の平面回路上の結合線路は線路を並べて配置しており，線路間容量を大きくするには線路間隔を狭くする必要があり，製造プロセスによる制約を受ける．本稿で提案するバランは，多層配線構造を利用したサスペンデッド線路型の結合線路を用いるため，製造プロセスによる制約を受けることなく線路間容量を大きくでき，容易に広帯域化が可能となる．また，完全に対称形の回路とすることで，高い周波数においても広帯域でかつバランス特性の良いバランを実現できる．LCP (Liquid Crystal Polymer) 基板を用いて試作した5GHz帯向けバランより，通過損失の最小値からの増加が1dB以内の帯域が3.23～6.15GHz (帯域2.92GHz，比帯域58.4%，中心周波数5GHz) であり，この帯域内において振幅比は±1dB以内，位相差は180±10°以内という結果が得られた． |
| （英） | This paper presents a suitable structure of a balun using a multi-layer substrate. In a conventional planar balun, it is necessary to narrow the space between the coupled lines for obtaining wideband characteristics, but the space between coupled lines has constraints of the production process. Since coupled line of the proposed balun is a suspended line using the multi-layer wiring structure, the coupling factor can be large without constraints of the production process. The wider bandwidth characteristics can be obtained easily. The proposed balun has the perfect symmetrical circuit to realize wideband and good balance characteristics at high frequency. We fabricated the balun using Liquid Crystal Polymer (LCP) substrate for the 5GHz band. From the measurement result, the frequency range of 1dB increase from the minimum value of the transmission loss is 3.23 - 6.15GHz (bandwidth of 2.92GHz, fractional bandwidth of 58.4%, and center frequency of 5GHz), the amplitude differences were within 0+-1dB and phase differences were 180[deg.]+-10[deg.] over the frequency range of 3.23 - 6.15GHz respectively. | |
| キーワード | （和） | バラン / 多層配線基板 / LCP / マイクロ波 / 5GHz / / / |
| （英） | Balun / Multi-Layer Substrate / Liquid Crystal Polymer / Microwave / 5GHz / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 49, MW2007-24, pp. 67-72, 2007年5月. | |
| 資料番号 | MW2007-24 | |
| 発行日 | 2007-05-14 (MW) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | MW2007-24 エレソ技報アーカイブへのリンク：MW2007-24 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | MW |
| 開催期間 | 2007-05-21 - 2007-05-22 |
| 開催地（和） | 兵庫県立大学 |
| 開催地（英） | University of Hyogo |
| テーマ（和） | マイクロ波技術一般 |
| テーマ（英） | Microwave Technologies |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | MW |
| 会議コード | 2007-05-MW |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 多層LCP基板を用いたマイクロ波帯サスペンディッド結合バラン |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Suspended Coupled Balun for Microwave Band Using Multi-Layer Liquid Crystal Polymer Substrate |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | バラン / Balun |
| キーワード(2)（和/英） | 多層配線基板 / Multi-Layer Substrate |
| キーワード(3)（和/英） | LCP / Liquid Crystal Polymer |
| キーワード(4)（和/英） | マイクロ波 / Microwave |
| キーワード(5)（和/英） | 5GHz / 5GHz |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 竹内 太志 / Futoshi Takeuchi / タケウチ フトシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 亀田 卓 / Suguru Kameda / カメダ スグル |
| 第2著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中瀬 博之 / Hiroyuki Nakase / ナカセ ヒロユキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高木 直 / Tadashi Takagi / タカギ タダシ |
| 第4著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 坪内 和夫 / Kazuo Tsubouchi / ツボウチ カズオ |
| 第5著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2007-05-22 11:15:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | MW |
| 資料番号 | MW2007-24 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.49 |
| ページ範囲 | pp.67-72 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2007-05-14 (MW) |
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