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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2007-03-09 09:40 移動ノードからのデータ送信を対象とする伝送誤りとハンドオフを考慮したTCP高速化手法の提案と評価 ○武田 宙・海老原 成・加藤聰彦・伊藤秀一（電通大）  NS2006-210 |
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| 抄録 | （和） | 近年、モバイルコンピューティング環境が急速に普及しており、移動ノードを用いた電子メールやWeb検索などが広く行われている。特に最近は移動ノードからの情報発信も行われるようになっている。しかしこのような環境では、無線リンクにおける伝送誤りやハンドオフを原因とするパケットロスの増加により、TCP通信において不必要な輻輳制御が多発し、スループットが低下してしまうという問題が指摘されている。本稿では、移動ノードがデータを送信する場合を対象として、無線リンクでの伝送誤りと無線ノードの移動に伴うハンドオフにより発生するパケットロスに対して、不要な輻輳制御を生じさせずTCPのスループット低下を防止する方式について述べる。この方式は、パケットロスの原因を明示的に知らせるELNの利用、TCPのSACKオプションによる選択的確認情報を用いた積極的な再送、タイムアウト再送フラグと輻輳ウィンドウのロールバックによるタイムアウト時の輻輳制御回避、Mobile IP制御メッセージを利用したハンドオフ時の速やかな通信再開などを特徴とする。さらにソフトウェアシミュレータを用いて性能評価を行った結果についても述べる。本方式は既存のTCPであるRenoやSACKとに比べて高いスループットを達成している。 |
| （英） | Recently, the mobile nodes are widely used for e-mail and web access. This mobile communication includes the information transmission from mobole nodes. In the mobile communication environment, it is pointed out that the TCP communication throughput may be reduced by the unnecessary congestion controls invoked by the packet losses over wireless links due to transmission errors and handoffs. This paper proposes an approach for improving TCP throughput for the case where mobile nodes work as data senders. This approach uses ELN (explicit loss notification), the aggressive data retransmission using SACK (selective acknowledgment), the rollback of unnecessary congestion control at timeout retransmission using the newly introduced timeout flag, and the coordination with Mobile IP handoff procedure. This paper also gives the results of performance evaluation using software simulatior, which shows that the proposed approach establishes the better throughput than the conventional TCP, such as Reno and SACK. | |
| キーワード | （和） | Mobile IP / TCP / ELN / Selective Acknowledgment / / / / |
| （英） | Mobile IP / TCP / ELN / Selective Acknowledgment / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 106, no. 577, NS2006-210, pp. 269-274, 2007年3月. | |
| 資料番号 | NS2006-210 | |
| 発行日 | 2007-03-01 (NS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NS2006-210 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NS IN |
| 開催期間 | 2007-03-08 - 2007-03-09 |
| 開催地（和） | 沖縄コンベンションセンター |
| 開催地（英） | Okinawa Convention Center |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NS |
| 会議コード | 2007-03-NS-IN |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 移動ノードからのデータ送信を対象とする伝送誤りとハンドオフを考慮したTCP高速化手法の提案と評価 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Proposal and Evaluation of High Speed TCP Communication Procedure for Data Sending by Mobile Nodes Considering Transmission Errors and Handoffs |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | Mobile IP / Mobile IP |
| キーワード(2)（和/英） | TCP / TCP |
| キーワード(3)（和/英） | ELN / ELN |
| キーワード(4)（和/英） | Selective Acknowledgment / Selective Acknowledgment |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 武田 宙 / Hiroshi Takeda / タケダ ヒロシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： UEC) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 海老原 成 / Joe Ebihara / エビハラ ジョウ |
| 第2著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： UEC) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 加藤 聰彦 / Toshihiko Kato / カトウ トシヒコ |
| 第3著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： UEC) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 伊藤 秀一 / Shuichi Itoh / イトウ シュウイチ |
| 第4著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： UEC) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2007-03-09 09:40:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | NS |
| 資料番号 | NS2006-210 |
| 巻番号（vol） | vol.106 |
| 号番号（no） | no.577 |
| ページ範囲 | pp.269-274 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2007-03-01 (NS) |
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