| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2007-01-18 13:00 ミリ波帯におけるプリント伝送線路の伝送損失軽減法に関する考察 黒木太司・○宮本和哉・舛本亮太・田丸了次（呉高専） エレソ技報アーカイブへのリンク：  ED2006-217 MW2006-170 |
|
| 抄録 | （和） | マイクロストリップ線路やコプレーナ線路に代表される各種プリント伝送線路は量産性の良さからセンチ波帯で多用されるが、各種プリント線路では、金属を誘電体基板上に高い密着度で蒸着させるために、基板面が面荒らしされている。そのためミリ波帯で使用する場合、表皮効果により電流が伝送線路の金属と誘電体の蒸着面へ集中し、伝送損失が増大する。また蒸着された銅の実効導電率は空気側（表面）と誘電体側（裏面）で差異があることが指摘され、センチ波帯ではすでに面荒らしされている銅箔の実効導電率が計算されている。そこで本論ではこれらの問題を改善するために、誘電体基板の両面に中心導体を有するトリプレート線路を構成し、この両面導体を同電位にすることにより、誘電体内に分布する電界を抑制し、金属蒸着面への面電流の発生を低減させた。その結果、両面金属装荷トリプレート線路のQは700、片面金属装荷トリプレート線路のQは200であり伝送損失の違いが確認され、60GHzにおける両面金属装荷トリプレート伝送線路の伝送損失は15dB/mであり良好な特性の伝送線路を作成することができた。 |
| （英） | Since surfaces of dielectric substrates for printed boards are usually roughened to make tight copper-coating, it was found out that an effective conductivity of a surface of the copper foil, attaching on the dielectric substrate, more degraded than that of an opposite surface of the copper foil, facing an air region, at frequency range beyond centimeter waves. To overcome such difficulty, a technique to reduce transmission losses was devised for printed transmission lines at millimeter-wave frequencies. By symmetrically-loading metal patterns on both sides of the dielectric substrate and by biasing equi-voltage to both metal patterns, the current density on the under surface of the metal pattern decreases, and thus the transmission loss is relatively unaffected by the roughness of the dielectric surfaces. Based on this consideration, a bilaterally metal-loaded tri-plate strip transmission line was fabricated and its unloaded Q factor was measured at 60 GHz, compared with that of a unilaterally metal-loaded tri-plate transmission line. The Q factor of the bilaterally metal-loaded tri-plate transmission line was measured to be 700, while that of the unilaterally metal loaded tri-plate strip transmission line was 200. From the theoretical and experimental investigation, effectiveness of the proposed technique was confirmed. | |
| キーワード | （和） | プリント伝送線路 / 低損失 / トリプレート線路 / マイクロ波 / ミリ波 / / / |
| （英） | printed transmission line / low-loss / tri-plate strip transmission line / microwaves / millimater-waves / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 106, no. 460, MW2006-170, pp. 95-98, 2007年1月. | |
| 資料番号 | MW2006-170 | |
| 発行日 | 2007-01-10 (ED, MW) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | エレソ技報アーカイブへのリンク：ED2006-217 MW2006-170 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | MW ED |
| 開催期間 | 2007-01-17 - 2007-01-19 |
| 開催地（和） | 機械振興会館 |
| 開催地（英） | Kikai-Shinko-Kaikan Bldg. |
| テーマ（和） | 超高速・超高周波デバイスおよびIC／一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | MW |
| 会議コード | 2007-01-MW-ED |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ミリ波帯におけるプリント伝送線路の伝送損失軽減法に関する考察 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | * |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | プリント伝送線路 / printed transmission line |
| キーワード(2)（和/英） | 低損失 / low-loss |
| キーワード(3)（和/英） | トリプレート線路 / tri-plate strip transmission line |
| キーワード(4)（和/英） | マイクロ波 / microwaves |
| キーワード(5)（和/英） | ミリ波 / millimater-waves |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 黒木 太司 / Futoshi Kuroki / クロキ フトシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 呉工業高等専門学校 (略称： 呉高専) Kure National College of Technology (略称： Kure Nat'l Coll of Tech) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 宮本 和哉 / Kazuya Miyamoto / ミヤモト カズヤ |
| 第2著者 所属（和/英） | 呉工業高等専門学校 (略称： 呉高専) Kure National College of Technology (略称： Kure Nat'l Coll of Tech) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 舛本 亮太 / Ryo-ta Masumoto / マスモト リョウタ |
| 第3著者 所属（和/英） | 呉工業高等専門学校 (略称： 呉高専) Kure National College of Technology (略称： Kure Nat'l Coll of Tech) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田丸 了次 / Ryo-ji Tamaru / タマル リョウジ |
| 第4著者 所属（和/英） | 呉工業高等専門学校 (略称： 呉高専) Kure National College of Technology (略称： Kure Nat'l Coll of Tech) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第5著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第6著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第2著者 |
| 発表日時 | 2007-01-18 13:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | MW |
| 資料番号 | ED2006-217, MW2006-170 |
| 巻番号（vol） | vol.106 |
| 号番号（no） | no.459(ED), no.460(MW) |
| ページ範囲 | pp.95-98 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2007-01-10 (ED, MW) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]