| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2006-12-15 14:25
方向性フィルタバンクによる多重記述符号化に関する検討
○石川孝明・渡辺 裕（早大） |
| 抄録 |
（和） |
近年，信頼性の高い映像通信を可能にする符号化技術として Multiple Description Coding (MDC) が注目されている．MDCは，入力信号を複数のビットストリームに符号化し，それぞれを独立したチャネルで伝送することにより高いロバストネスを実現している．これまで，入力信号を空間領域でサブサンプリングにより分割し，各分割画像を JPEG 2000 を用いて符号化する手法や，ウェーブレット変換後の係数群を周波数領域で2次元ラティス分割する手法などが提案されている．しかし，各ストリーム間の冗長性制御と符号化効率の点で改善する余地が残されている．本検討では，新たな分割手法として Directional Filter Banks (DFBs) を利用する方式を提案する．伝送する係数を欠落するシミュレーションにおいて，提案手法は従来手法と比較して同じロスレートでほぼ同じPSNR値となった．また主観評価では，ローパス係数の欠落による画質への影響が従来手法と比較して低下する場合があることを確認した． |
| （英） |
Multiple Description Coding (MDC) has attracted a lot of attention to realize robust image and video delivery. MDC encodes a source image or video into multiple bitstreams called descriptions, which can be transmitted on independent communication channels. On reception, these descriptions can be combined and decoded to reconstruct the encoded source image or video. Many methods to partition the source have been proposed. One method is to split an input image in the spatial domain by sub-sampling. Another method is to partition Discrete Wavelet Transform (DWT) coefficients using Lattice in the frequency domain. However, these methods suffer from issues such as low coding efficiency, and inadequate redundancy control among the divided descriptions. We propose a new method to partition the source by using Directional Filter Banks (DFBs). We compare the DWT method and proposed method with respect to PSNR with increased packet (data) loss. The simulation results show that at almost the same quality in PSNR the visual quality is quite different, as are the details of reconstructed images. |
| キーワード |
（和） |
帯域分割 / 方向性フィルタバンク / 多重記述符号化 / 画像符号化 / / / / |
| （英） |
Frequency Partitioning / Directional Filter Banks / Multiple Description Coding / Image Coding / / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 106, pp. 45-49, 2006年12月. |
| 資料番号 |
|
| 発行日 |
2006-12-08 (CS, IE) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
CS IE ITE-BCT IPSJ-AVM |
| 開催期間 |
2006-12-14 - 2006-12-15 |
| 開催地（和） |
名古屋大学 |
| 開催地（英） |
Nagoya Univ. |
| テーマ（和） |
画像符号化、通信・ストリーム技術、および一般 |
| テーマ（英） |
Image coding, Communications and Stream Technologies, etc. |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
IPSJ-AVM |
| 会議コード |
2006-12-CS-IE-ITE-BCT-IPSJ-AVM |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
方向性フィルタバンクによる多重記述符号化に関する検討 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
A Study on Multiple Description Coding with Directional Filter Banks |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
帯域分割 / Frequency Partitioning |
| キーワード(2)（和/英） |
方向性フィルタバンク / Directional Filter Banks |
| キーワード(3)（和/英） |
多重記述符号化 / Multiple Description Coding |
| キーワード(4)（和/英） |
画像符号化 / Image Coding |
| キーワード(5)（和/英） |
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| キーワード(6)（和/英） |
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| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
石川 孝明 / Takaaki Ishikawa / イシカワ タカアキ |
| 第1著者 所属（和/英） |
早稲田大学 (略称： 早大)
Waseda University (略称： Waseda Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
渡辺 裕 / Hiroshi Watanabe / ワタナベ ヒロシ |
| 第2著者 所属（和/英） |
早稲田大学 (略称： 早大)
Waseda University (略称： Waseda Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2006-12-15 14:25:00 |
| 発表時間 |
25分 |
| 申込先研究会 |
IPSJ-AVM |
| 資料番号 |
CS2006-66, IE2006-134 |
| 巻番号（vol） |
vol.106 |
| 号番号（no） |
no.422(CS), no.424(IE) |
| ページ範囲 |
pp.45-49 |
| ページ数 |
5 |
| 発行日 |
2006-12-08 (CS, IE) |
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