| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2006-03-07 15:35
波長依存性を考慮した適応変調を用いた水中可視光通信方式
○伊藤陽介・春山真一郎・中川正雄（慶大） |
| 抄録 |
（和） |
本報告では可視光LEDを用いた水中・海中無線通信方式を提案する. 伝送速度に限界がある一般的な音波通信に対して, 高速に変調が可能であるLEDを用いた通信は, 近距離において高品質かつ低コストの通信を実現する. 可視光は最も水を透過するが, 伝送路においては水分子のみならず様々な懸濁物質によって光強度は減衰を受ける. またこうした懸濁物質の粒子分布及び濃度はそれぞれの海域において, 時空間的に変動する. よって, 本報告では散乱理論に基いた伝送路のモデル化及び通信特性の評価より, 海中光伝送路が波長依存である事を示す. さらに伝送路の変化に適応する, 波長選択/多重方式と適応変調を組み合わせたシステムを提案する. 解析結果より提案システムは様々な海水において適応でき, 近距離において数Mbpsの伝送速度を達成することがわかった.また最後に実験的検討より解析値の妥当性を示し, 本提案方式の有効性を証明した. |
| （英） |
In this paper, we propose an underwater communication that use visible light LEDs. As an alternaive against recent acoustic technologies, which operates at low data rate, optical communication can achieve high data rate. Moreover, light in visible region penetrates water the most. However absorption of water, absorption and scattering occured by dissovled particles degrade optical intensity. Therefore we analyazed the communication performance under absorption and scattering process based on scattering theory and evaluated the wavelength dependent channel. Under this channel, we proposed an wavelength selection / multiplexing scheme combined with rate-adaptive transmission to combat the change in turbidity and particle distribution underwater. Lastly, we confirmed the reliability of the analyzed results, and the possibility of the proposed system through experimental investigation. |
| キーワード |
（和） |
海中通信 / 可視光通信 / LED / 海洋光学 / 適応変調 / / / |
| （英） |
Underwater Communication / Visible Light Communication / Underwater Optics / Wavelength Multiplexing / Rate-Adaptive Transmission / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 105, no. 638, CS2005-132, pp. 127-132, 2006年3月. |
| 資料番号 |
CS2005-132 |
| 発行日 |
2006-02-28 (CAS, SIP, CS) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
CAS SIP CS |
| 開催期間 |
2006-03-06 - 2006-03-07 |
| 開催地（和） |
琉球大学 |
| 開催地（英） |
Univ of Ryukyu |
| テーマ（和） |
ネットワークプロセッサ、通信のための信号処理、符号理論、一般 |
| テーマ（英） |
Network processors, signal processing for communications, coding theory, etc. |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
CS |
| 会議コード |
2006-03-CAS-SIP-CS |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
波長依存性を考慮した適応変調を用いた水中可視光通信方式 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
Rate-Adaptive Transmission on a Wavelength Dependent Channel for Underwater Wireless Communication using Visible Light LEDs |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
海中通信 / Underwater Communication |
| キーワード(2)（和/英） |
可視光通信 / Visible Light Communication |
| キーワード(3)（和/英） |
LED / Underwater Optics |
| キーワード(4)（和/英） |
海洋光学 / Wavelength Multiplexing |
| キーワード(5)（和/英） |
適応変調 / Rate-Adaptive Transmission |
| キーワード(6)（和/英） |
/ |
| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
伊藤 陽介 / Yousuke Ito / イトウ ヨウスケ |
| 第1著者 所属（和/英） |
慶應義塾大学 (略称： 慶大)
Keio University (略称： Keio Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
春山 真一郎 / Shinichiro Haruyama / ハルヤマ シンイチロウ |
| 第2著者 所属（和/英） |
慶應義塾大学 (略称： 慶大)
Keio University (略称： Keio Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
中川 正雄 / Masao Nakagawa / ナカガワ マサオ |
| 第3著者 所属（和/英） |
慶應義塾大学 (略称： 慶大)
Keio University (略称： Keio Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2006-03-07 15:35:00 |
| 発表時間 |
25分 |
| 申込先研究会 |
CS |
| 資料番号 |
CAS2005-139, SIP2005-185, CS2005-132 |
| 巻番号（vol） |
vol.105 |
| 号番号（no） |
no.634(CAS), no.636(SIP), no.638(CS) |
| ページ範囲 |
pp.127-132 |
| ページ数 |
6 |
| 発行日 |
2006-02-28 (CAS, SIP, CS) |
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