| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2006-03-06 12:00
補聴器における音響フィードバック抑制のための適応アルゴリズム
酒井英昭・○藤永岳浩（京大） |
| 抄録 |
（和） |
補聴器において音響フィードバック抑制のためには適応フィルタが使われるが，従来のアルゴリズムではバイアスが生じる．本研究では周波数領域の手法を用いて，因果性を考慮した方法でバイアスを明確に表し，適応アルゴリズムの停留点を導出する．また，その安定条件についても述べる．入力信号がAR過程に従う場合について，音響フィードバックによる影響を連続的に抑制するために，二つの適応フィルタを用いたアルゴリズムを提案する．フォワード経路に遅延を含めることによってAR(autoregressive)過程のパラメータを同定でき，同定したARパラメータに基づく白色化フィルタを用いることで，フィードバック経路をバイアスなしで同定することができる．以上のアルゴリズムについてシミュレーションを行い，既に提案されているアルゴリズムと比べると，比較的収束が速いことを示す． |
| （英） |
It is well known that the conventional adaptive algorithm for cancellation of the effect of the feedback path in hearing aids is biased. In this paper the stationary point of the adaptive algorithm by splitting the delay in the conventional one is derived by a method considering the causality constraint and an explicit expression of the bias is obtained. Also, a stability condition is mentioned. An algorithm for continuous cancellation is proposed for the autoregressive (AR) case with the conventional configuration where two adaptive filters are provided for obtaining the estimates of the feedback path and the AR model, respectively. The latter estimate is used to whiten the input signals of the former adaptive filter. It is shown by simulations that the new algorithm converges considerably faster than that of the existing two unbiased adaptive algorithms. |
| キーワード |
（和） |
補聴器 / フィードバック経路 / 適応フィルタ / / / / / |
| （英） |
Hearing Aids / Feedback Path / Adaptive Filter / / / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 105, no. 635, SIP2005-157, pp. 87-92, 2006年3月. |
| 資料番号 |
SIP2005-157 |
| 発行日 |
2006-02-27 (CAS, SIP, CS) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
|
| 研究会情報 |
| 研究会 |
CAS SIP CS |
| 開催期間 |
2006-03-06 - 2006-03-07 |
| 開催地（和） |
琉球大学 |
| 開催地（英） |
Univ of Ryukyu |
| テーマ（和） |
ネットワークプロセッサ、通信のための信号処理、符号理論、一般 |
| テーマ（英） |
Network processors, signal processing for communications, coding theory, etc. |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
SIP |
| 会議コード |
2006-03-CAS-SIP-CS |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
補聴器における音響フィードバック抑制のための適応アルゴリズム |
| サブタイトル（和） |
|
| タイトル（英） |
An adaptive algorithm for continuous cancellation of the effect of acoustic feedback path in hearing aids |
| サブタイトル（英） |
|
| キーワード(1)（和/英） |
補聴器 / Hearing Aids |
| キーワード(2)（和/英） |
フィードバック経路 / Feedback Path |
| キーワード(3)（和/英） |
適応フィルタ / Adaptive Filter |
| キーワード(4)（和/英） |
/ |
| キーワード(5)（和/英） |
/ |
| キーワード(6)（和/英） |
/ |
| キーワード(7)（和/英） |
/ |
| キーワード(8)（和/英） |
/ |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
酒井 英昭 / Hideaki Sakai / サカイ ヒデアキ |
| 第1著者 所属（和/英） |
京都大学 (略称： 京大)
Kyoto University (略称： Kyoto Univ) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
藤永 岳浩 / Takehiro Fujinaga / フジナガ タケヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） |
京都大学 (略称： 京大)
Kyoto University (略称： Kyoto Univ) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第3著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第4著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第5著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第6著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第7著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第8著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第9著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第10著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第11著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第12著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第13著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第14著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第15著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第16著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第17著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第18著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第19著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第19著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
/ / |
| 第20著者 所属（和/英） |
(略称： )
(略称： ) |
| 講演者 |
第2著者 |
| 発表日時 |
2006-03-06 12:00:00 |
| 発表時間 |
25分 |
| 申込先研究会 |
SIP |
| 資料番号 |
CAS2005-111, SIP2005-157, CS2005-104 |
| 巻番号（vol） |
vol.105 |
| 号番号（no） |
no.633(CAS), no.635(SIP), no.637(CS) |
| ページ範囲 |
pp.87-92 |
| ページ数 |
6 |
| 発行日 |
2006-02-27 (CAS, SIP, CS) |
|