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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2005-11-04 11:15 高調波モード同期ファイバリングレーザのパルス安定化に関する数値解析 ～ 光バンドパスフィルタの群遅延特性の影響 ～ ○松尾昌一・石田雄哉・福地 裕・前田譲治（東京理科大） エレソ技報アーカイブへのリンク：  OPE2005-92 LQE2005-100 |
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| 抄録 | （和） | 高調波モード同期ファイバリングレーザのパルス発振動作を数値解析した。可変遅延素子によって共振器内の光周回時間を変化させるシステムを考え、遅延量に対する生成パルス列の様態変化を調べた。この結果、波長選択フィルタの帯域幅と増幅部の不飽和利得によって傾向が相違することが分かった。不飽和利得が小さくフィルタ帯域幅が狭い場合には、完全に同期をとるとパルス欠落が生じる可能性がある。この場合、やや同期を外し、成長途上のパルスエネルギーを抑制すれば欠落を防止できる。一方、フィルタ帯域幅が狭い場合には、完全な同期をとらなければ不安定化する。これはファイバ非線形によるパルス運動に起因するものと推察される。不飽和利得を上げると、フィルタ帯域幅が狭い場合には同期を可能にする遅延量の幅の範囲が拡大し、パルス欠落も解消する。一方、フィルタ帯域幅が広い場合には非線形性の増大に伴い、同期可能な遅延量の範囲が狭まる。 |
| （英） | Pulse oscillatory motions of a harmonically mode-locked fiber ring laser are numerically studied. We employ a simulation model incorporating an optical variable delay in the laser cavity. Varying the optical delay, we find that the generated optical field significantly changes according both to the bandwidth of the wavelength selecting filter and to the unsaturated gain of the amplifying section. In the case of a narrow filter bandwidth and a small unsaturated gain, the exact syncronization between the modulation signal and the optical field can result in pulse drop-outs. Slight detuning in this case will limit the energy of developing pulses and can stabilize the pulse train as a whole. On the other hand, the exact synchronization is necessary for a wide filter bandwidth: bacause of the fiber nonlinearity, the lack of the synchronization can lead to an unstable motion of the pulses. In the case of a narrow filter bandwidth, the increase in the unsaturated fain excludes the pulse drop-outs and enlarges the synchronization range of the delay. On the contrary, in the case of a wide filter bandwidth, the gain increase results in narrowing the syncronization range because of the increase in the nonlinearity. | |
| キーワード | （和） | ファイバレーザ / モード同期レーザ / 高調波モード同期 / 群遅延 / / / / |
| （英） | Fiber lasers / Mode-locked lasers / Harmonically mode-locking / Group delay / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 105, no. 380, OCS2005-62, pp. 27-32, 2005年11月. | |
| 資料番号 | OCS2005-62 | |
| 発行日 | 2005-10-28 (OCS, OPE, LQE) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | エレソ技報アーカイブへのリンク：OPE2005-92 LQE2005-100 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | OCS OPE LQE |
| 開催期間 | 2005-11-03 - 2005-11-04 |
| 開催地（和） | 九州工業大学 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 超高速伝送・変復調技術、超高速光・電子デバイス技術、広帯域ＷＤＭデバイス技術、一般 |
| テーマ（英） | Ultra-high-speed transmission, modulation technologies, Ultra-high-speed optical / electrical devices, wideband WDM devices |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | OCS |
| 会議コード | 2005-11-OCS-OPE-LQE |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 高調波モード同期ファイバリングレーザのパルス安定化に関する数値解析 |
| サブタイトル（和） | 光バンドパスフィルタの群遅延特性の影響 |
| タイトル（英） | A numerical study on the stability of pulse generation in harmonic mode-locked fiber ring lasers |
| サブタイトル（英） | Effect of group delay of optical bandpass filter |
| キーワード(1)（和/英） | ファイバレーザ / Fiber lasers |
| キーワード(2)（和/英） | モード同期レーザ / Mode-locked lasers |
| キーワード(3)（和/英） | 高調波モード同期 / Harmonically mode-locking |
| キーワード(4)（和/英） | 群遅延 / Group delay |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 松尾 昌一 / Masakazu Matsuo / マツオ マサカズ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo University of science) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 石田 雄哉 / Yuya Ishida / イシダ ユウヤ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo University of science) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 福地 裕 / Yutaka Fukuchi / フクチ ユタカ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo University of science) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 前田 譲治 / Joji Maeda / マエダ ジョウジ |
| 第4著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo University of science) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2005-11-04 11:15:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | OCS |
| 資料番号 | OCS2005-62, OPE2005-92, LQE2005-100 |
| 巻番号（vol） | vol.105 |
| 号番号（no） | no.380(OCS), no.382(OPE), no.384(LQE) |
| ページ範囲 | pp.27-32 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2005-10-28 (OCS, OPE, LQE) |
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