| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2005-09-16 10:45
流体近似法を用いたDCCPおよびREDのモデル化および性能評価
○久松潤之・大崎博之・村田正幸（阪大） |
| 抄録 |
（和） |
本稿では、流体近似法を用いることにより、DCCP および RED を、それぞれ
独立した離散系のシステムとしてモデル化する。その後、ネットワーク全体を、
DCCP コネクションおよび RED ルータが相互に接続された、フィードバックシ
ステム (以降、DCCP/RED と呼ぶ) としてモデル化する。そして、DCCP/RED の
定常特性および過渡特性を解析する。具体的には、定常状態における、DCCP
のパケット送出レート、RED のパケット棄却率および平均キュー長を導出する。
また、DCCP/RED を平衡点の近傍で線形化することにより、DCCP/RED が安定に
動作するパラメータ領域を明らかにする。さらに、立ち上り時間、行き過ぎ量、
整定時間といった、DCCP/RED の過渡特性を評価する。その結果、RED の制御
パラメータの一つである、移動指数平均の重みが小さいほど、DCCP/RED の安
定性および過渡特性が劣化することを示す。 |
| （英） |
In this paper, we model DCCP congestion control mechanism and RED as
independent discrete-time systems using fluid-flow approximation. By
interconnecting DCCP connections and RED routers, we model the entire
network as a feedback system called DCCP/RED. We then analyze
the steady state performance and the transient state performance of
DCCP/RED. Specifically, we derive the packet transmission rate of
DCCP connections, the packet loss probability and the average queue
length of the RED router in steady state. Moreover, we investigate
the parameter region where DCCP/RED operates stably by linearizing
DCCP/RED around its equilibrium point. We also evaluate the transient
state performance of DCCP/RED in terms of ramp-up time, overshoot, and
settling time. Consequently, we show that the stability and the
transient state performance of DCCP/RED degrade when the weight of the
exponential weighted moving average, which is one of RED control
parameters, is small. |
| キーワード |
（和） |
DCCP (Datagram Congestion Control Protocol / RED (Random Early Detection) / 制御理論 / 流体近似法 / 定常特性 / 過渡特性 / / |
| （英） |
DCCP (Datagram Congestion Control Protocol) / RED (Random Early Detection) / Control Theory / Fluid-flow Approximation / Steady State Performance / Transient State Performance / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 105, no. 279, IN2005-75, pp. 85-90, 2005年9月. |
| 資料番号 |
IN2005-75 |
| 発行日 |
2005-09-08 (NS, IN, CS) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
CS IN NS |
| 開催期間 |
2005-09-15 - 2005-09-16 |
| 開催地（和） |
東北大学電気通信研究所 |
| 開催地（英） |
Tohoku Univ. |
| テーマ（和） |
アクティブネットワーク, IP-VPN, ネットワークセキュリティ, 超高速ネットワーク, P2P通信, ネットワークソフトウェア, 一般 |
| テーマ（英） |
Active Network, IP-VPN, Network Security, High Speed Network, P2P Communication, Network Software, and Others |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
IN |
| 会議コード |
2005-09-CS-IN-NS |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
流体近似法を用いたDCCPおよびREDのモデル化および性能評価 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
Fluid-based analysis of a network with DCCP connections and RED routers |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
DCCP (Datagram Congestion Control Protocol / DCCP (Datagram Congestion Control Protocol) |
| キーワード(2)（和/英） |
RED (Random Early Detection) / RED (Random Early Detection) |
| キーワード(3)（和/英） |
制御理論 / Control Theory |
| キーワード(4)（和/英） |
流体近似法 / Fluid-flow Approximation |
| キーワード(5)（和/英） |
定常特性 / Steady State Performance |
| キーワード(6)（和/英） |
過渡特性 / Transient State Performance |
| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
久松 潤之 / Hiroyuki Hisamatsu / ヒサマツ ヒロユキ |
| 第1著者 所属（和/英） |
大阪大学 (略称： 阪大)
Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
大崎 博之 / Hiroyuki Ohsaki / オオサキ ヒロユキ |
| 第2著者 所属（和/英） |
大阪大学 (略称： 阪大)
Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
村田 正幸 / Masayuki Murata / ムラタ マサユキ |
| 第3著者 所属（和/英） |
大阪大学 (略称： 阪大)
Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第4著者 所属（和/英） |
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| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2005-09-16 10:45:00 |
| 発表時間 |
90分 |
| 申込先研究会 |
IN |
| 資料番号 |
NS2005-87, IN2005-75, CS2005-33 |
| 巻番号（vol） |
vol.105 |
| 号番号（no） |
no.278(NS), no.279(IN), no.280(CS) |
| ページ範囲 |
pp.49-54(NS), pp.85-90(IN), pp.97-102(CS) |
| ページ数 |
6 |
| 発行日 |
2005-09-08 (NS, IN, CS) |
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