講演抄録/キーワード |
講演名 |
2005-06-17 14:15
高騒音下の骨導音声伝送システムの検討 ○石原 学(小山高専)・白滝 順(神奈川工科大)・大久保欣哉(職能開発大)・大嶋建次・小林幸夫・鈴木真ノ介(小山高専) |
抄録 |
(和) |
本論文は,高騒音下における音声抽出手法として骨導伝送方式について検討した。骨導を利用すれば,高騒音下で音声情報と雑音の重畳された音声の明瞭度の低下をなくすことが出来る。しかし,骨導による音声信号は,高音部が低下するなどの特徴がある。本研究では,簡単に音声信号を波形処理することで高音部の向上をはかる。さらに,コンパレータ回路の組合せで多値化音声信号を作成することで,聞き取りやすさについて評価し向上することを明かにした。また,実際に高騒音下で骨導音声を伝送するために骨振動をめがねに装着したセンサーにより抽出することとして試作し,センサーの皮膚への押しつけ特性と骨導音声の明瞭性について実験をおこなった。 |
(英) |
In this papaer, wave-shaping is produced by a circuit using a comparator, and the relation between the slice level of the speech waveform and the articulation when varying the slice level after some step is described.
In addition, a fundamental study for applying this method to bone-conducted communication was carried out. |
キーワード |
(和) |
骨導音声 / 多値化音声信号 / 高騒音 / コンパレータ回路 / / / / |
(英) |
Bone-conducted / sliced speech wave / signal processing / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 105, no. 122, MBE2005-14, pp. 13-16, 2005年6月. |
資料番号 |
MBE2005-14 |
発行日 |
2005-06-10 (MBE) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
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