| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2005-05-27 11:00
遠隔制御のためのフィードバック系を実現するネットワークアーキテクチャの提案
○安達直世（奈良先端大）・笠原正治（京大）・杉本謙二・新田益大（奈良先端大） |
| 抄録 |
（和） |
近年のインターネットの普及に伴ない，これを介したリモートコントロールの需
要が高まってきている．しかしながら，インターネットは遅延や棄却の保証が
ないネットワークシステムであるため，遠隔制御のためのフィードバック系を
支援するネットワークアーキテクチャが必要となる．そこで本研究では不安定
な制御系である倒立振子に着目し，パケットの遅延・棄却および遅延ゆらぎに
対処するパケット情報管理法を考え，それを基にしたリモートコントロールネッ
トワークシステムを実現するアーキテクチャを提案する．本構築法の有効性を
定量的に評価するため，実際に本手法を適用してネットワークシステムを構築
し実機実験を行った．実験結果より，本実験システムは遅延やジッタ・棄却が
存在する状況下でも安定した挙動を実現できることが確認された． |
| （英） |
Remote control is considered as an attractive application to be realized
over the Internet. The remote control requires stringent QoS guarantee
such as low latency and a small packet loss probability. Therefore, a
new network architecture to support the remote feedback control is
needed. In this paper, we focus on the inverted pendulum for a typical
unstable control plant, and propose a network architecture with packet
management suitable for the network control. |
| キーワード |
（和） |
ネットワークコントロール / リアルタイム通信 / 遅延 / ジッタ / 倒立振子 / / / |
| （英） |
Networked Control / Realtime Communication / Delay / Jitter / Inverted Pendulum / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 105, no. 86, NS2005-35, pp. 45-48, 2005年5月. |
| 資料番号 |
NS2005-35 |
| 発行日 |
2005-05-19 (NS) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
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