| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2004-10-29 09:30
３素子エスパアンテナのリアクタンスダイバーシチにおける２つの自由度の有効利用法
○飯草恭一・澤谷琢磨・山元 誠・太郎丸 真・大平 孝（ATR） |
| 抄録 |
（和） |
３素子エスパアンテナでは、２つの無給電素子に装荷される可変リアクタのリアクタンス値を交換して指向性を切り換えることにより、整合を保ったまま（リアクタンス）ダイバーシチ効果を得ることができる。これまでの検討では、リアクタンス値を固定して評価を行っていたが、本稿では、高いダイバーシチ効果を得ることのできるリアクタンス値の組み合わせを最急勾配法で求める。その結果、切り換えで得られる２つの指向性の相関係数をほぼ0にすることのできるリアクタンス値の組み合わせが連続的に存在することを示す。リアクタンス値は２つ存在するので、ダイバーシチ効果を得た上で１つの自由度が残ることが分かる。この自由度を利用して、整合の改善、あるいは、電波到来方向の利得の改善、あるいは、DC電圧制御の工夫を提案する。
また、利得の改善の検討では、指向性の絶対レベルを計算する必要がある。そこで、遠方界や利得を、ベクトル実効長を考慮した等価ウェイトベクトルモデルにより、整合を考慮して計算する方法を明らかにする。 |
| （英） |
In the case of 3-element ESPAR antenna, impedance matching is kept while reactance (reactance) diversity controlling by exchanging reactance value set of variable reactors loading to two parasitic elements. So far, the reactance diversity was estimated with fixed reactance value set, in this paper the reactance value set is optimized to achieve a high diversity effect by using a steepest gradient method. The result shows that reactance value sets, which minimize the cross correlation coefficient almost zero, exist continuously. Therefore, with having diversity effect, the one freedom remains, as there are two variable reactances. By using the freedom, an improvement of impedance matching, an increase of the gain in the DOA direction and a devised DC voltage control are proposed.
In order to estimate a gain improvement, it is needed to calculate a level of radiation pattern. So the formulations to calculate a directivity and a gain with considering impedance matching by introducing a vector effective length in an equivalent weight vector model is made clear. |
| キーワード |
（和） |
エスパアンテナ / リアクタンス / ダイバーシチ / 相関係数 / 整合 / / / |
| （英） |
ESPAR antenna / Reactance / Diversity / Cross-correlation coefficient / Impedance matching / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 104, no. 396, AP2004-153, pp. 1-6, 2004年10月. |
| 資料番号 |
AP2004-153 |
| 発行日 |
2004-10-22 (AP, RCS) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
RCS AP |
| 開催期間 |
2004-10-28 - 2004-10-30 |
| 開催地（和） |
新潟大学 |
| 開催地（英） |
Niigata University |
| テーマ（和） |
アダプティブアンテナ，MIMO及び無線信号処理技術，無線通信一般 |
| テーマ（英） |
Adaptive Antenna, MIMO, Wireless Signal Processing, Wireless Communication Systems, etc. |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
AP |
| 会議コード |
2004-10-RCS-AP |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
３素子エスパアンテナのリアクタンスダイバーシチにおける２つの自由度の有効利用法 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
Effectively use of two freedoms as for reactance diversity of 3-element ESPAR antenna |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
エスパアンテナ / ESPAR antenna |
| キーワード(2)（和/英） |
リアクタンス / Reactance |
| キーワード(3)（和/英） |
ダイバーシチ / Diversity |
| キーワード(4)（和/英） |
相関係数 / Cross-correlation coefficient |
| キーワード(5)（和/英） |
整合 / Impedance matching |
| キーワード(6)（和/英） |
/ |
| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
飯草 恭一 / Kyouichi Iigusa / イイグサ キョウイチ |
| 第1著者 所属（和/英） |
エイ・ティ・アール (略称： ATR)
ATR (略称： ATR) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
澤谷 琢磨 / Takuma Sawaya / サワヤ タクマ |
| 第2著者 所属（和/英） |
エイ・ティ・アール (略称： ATR)
ATR (略称： ATR) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
山元 誠 / Makoto Yamamoto / ヤマモト マコト |
| 第3著者 所属（和/英） |
エイ・ティ・アール (略称： ATR)
ATR (略称： ATR) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
太郎丸 真 / Makoto Taromaru / タロウマル マコト |
| 第4著者 所属（和/英） |
エイ・ティ・アール (略称： ATR)
ATR (略称： ATR) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
大平 孝 / Takashi Ohira / オオヒラ タカシ |
| 第5著者 所属（和/英） |
エイ・ティ・アール (略称： ATR)
ATR (略称： ATR) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第6著者 所属（和/英） |
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| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2004-10-29 09:30:00 |
| 発表時間 |
25分 |
| 申込先研究会 |
AP |
| 資料番号 |
AP2004-153, RCS2004-174 |
| 巻番号（vol） |
vol.104 |
| 号番号（no） |
no.396(AP), no.399(RCS) |
| ページ範囲 |
pp.1-6 |
| ページ数 |
6 |
| 発行日 |
2004-10-22 (AP, RCS) |
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