| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2004-07-16 14:55
リアルタイム通信のための低負荷パケットスケジューリング
○小野航平・朝香卓也・高橋達郎（京大） |
| 抄録 |
（和） |
リアルタイム通信をIPネットワーク上で利用するためには，低遅延でパケットを転送する必要がある．
IPネットワーク上でのパケット転送時間には，ルータでのパケットの待ち時間が大きく影響するため，
ルータのスケジューリングアルゴリズムを改良することで，
インタラクティブなトラヒックのパケットを低遅延で転送するようにすることができる．
そこで本稿では，
インタラクティブなトラヒックの品質を保証するための DFQ with RFQ というスケジューリングアルゴリズムを提案する．
この方式では，
まず DFQ (Decoupled Fair Queueing) というアルゴリズムにより，
パケットの遅延時間の上限を保証し，
さらに，RFQ (Rainbow Fair Queueing)
というキューマネジメント方式を併用する．
この RFQ により，遅延上限の保証や帯域割当の公平性を保ったまま，
ルータでの計算時間を短くすること，及び1つのフローの中でもパケット毎に異なる優先度を与えられるようにすること
を目指した．
この提案方式を，シミュレーションにより評価し，提案方式によりリアルタイムなアプリケーションが要求する
通信品質が満たされていることを確認した． |
| （英） |
In IP networks, real-time communication requires packet transfer with low delay.
Waiting time at routers influences transfer time in IP networks.
Thus we should improve scheduling algorithm
in order to transfer packets of interactive flows with low delay.
In this paper, we propose guaranteeing delay bound of packets
by using DFQ (Decoupled Fair Queueing).
In addition, RFQ (Rainbow Fair Queueing) enables routers to reduce the complexity of DFQ
and distinguish packets of the same flow with different priority
with keeping maximum delay bound and the fairness of bandwidth allocation.
We evaluate the performance of this algorithm of DFQ with RFQ. |
| キーワード |
（和） |
QoS / リアルタイム通信 / スケジューリングアルゴリズム / 遅延上限 / DFQ / / / |
| （英） |
QoS / realtime communication / scheduling algorithm / Maximum Delay Bound / DFQ / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 104, no. 184, NS2004-80, pp. 55-58, 2004年7月. |
| 資料番号 |
NS2004-80 |
| 発行日 |
2004-07-09 (RCS, NS) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
|
| 研究会情報 |
| 研究会 |
RCS NS |
| 開催期間 |
2004-07-15 - 2004-07-16 |
| 開催地（和） |
広島国際大学 |
| 開催地（英） |
Hiroshima International Univ. |
| テーマ（和） |
有線/無線シームレスネットワーク，ネットワーク制御，無線通信，モバイルネットワーキング，Mobile IP，一般 |
| テーマ（英） |
|
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
NS |
| 会議コード |
2004-07-RCS-NS |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
リアルタイム通信のための低負荷パケットスケジューリング |
| サブタイトル（和） |
|
| タイトル（英） |
NS02 |
| サブタイトル（英） |
|
| キーワード(1)（和/英） |
QoS / QoS |
| キーワード(2)（和/英） |
リアルタイム通信 / realtime communication |
| キーワード(3)（和/英） |
スケジューリングアルゴリズム / scheduling algorithm |
| キーワード(4)（和/英） |
遅延上限 / Maximum Delay Bound |
| キーワード(5)（和/英） |
DFQ / DFQ |
| キーワード(6)（和/英） |
/ |
| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
小野 航平 / Kohei Ono / オノ コウヘイ |
| 第1著者 所属（和/英） |
京都大学 (略称： 京大)
Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
朝香 卓也 / Takuya Asaka / アサカ タクヤ |
| 第2著者 所属（和/英） |
京都大学 (略称： 京大)
Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
高橋 達郎 / Tatsuro Takahashi / タカハシ タツロウ |
| 第3著者 所属（和/英） |
京都大学 (略称： 京大)
Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2004-07-16 14:55:00 |
| 発表時間 |
20分 |
| 申込先研究会 |
NS |
| 資料番号 |
RCS2004-116, NS2004-80 |
| 巻番号（vol） |
vol.104 |
| 号番号（no） |
no.186(RCS), no.184(NS) |
| ページ範囲 |
pp.55-58 |
| ページ数 |
4 |
| 発行日 |
2004-07-09 (RCS, NS) |
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