あけましておめでとうございます。
2024年は皆さんにとってどんな年でしたでしょうか。いろいろあったと思います
が、野球好きの私にとっては大谷選手の50-50が大変印象的でした。日本
のプロ野球出身の選手が、MLBでタイトルを取るだけでなく、前人未踏の記録
残すとは! 私が子供の時には日本のプロ野球選手とMLBのプロ野球選手には
大きな実力差があり,勝ち越すどころか1勝するのがやっとでした。今では多くの
日本プロ野球選手が海外にわたり、目覚ましい活躍をしています。
サッカーなどの他のスポーツもそうですが、天性の才能と並外れた努力で彼ら
は海外で活躍しています。でも皆がそんな才能を持っているわけではないですよ
ね。ところが電子情報通信学会が関わっている多くの理工学の分野は、世界で
共通の内容を取り扱っています。大学院の学生でも自分の専門を深く学び新た
な発見をするために、海外の大学に留学する学生もたくさんいます。高校・大学
で理工学を学ぶことによって、世界で活躍する道が開けるのです。
欧米の大学の先生は、日本を含むアジアの国々からの留学生を多数受け入れ
ています。勤勉で粘り強く研究を遂行してくれる真面目な学生が多いので、とて
も期待していると。また留学によって感性も広がり、日本の見方が変わります。私
も大学院生時代にカナダに留学していました。日本料理などに現れる繊細さ
当たり前のように時間を守る日本人の気質は、世界的には非常に貴重なものだ
と理解することができました。
留学する日本の学生の数は近年少なくなっています。新型感染症、いわゆるコ
ロナウイルスの影響から回復している途中ですが、まだピーク時の半分ぐらいの
ようです。しかし昔と違って公的な制度で留学する機会も増えました。年の初め
に皆さんも将来の留学計画を考えてみてはいかがでしょうか。
(慶應義塾大学 田幸俊)
理工学の分野は
世界共通
Copyright © 2025 The Instute of Electronics, Informaon and Communicaon Engineers