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企画セッション

BI-1:EMC設計・対策に貢献するシミュレーション・評価技術

BI-1

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イベント概要

近年、IoT、自動運転、AIロボットなどに代表されるように、「機械」や「モノ」のスマート化が進められている。これらは大容量のディジタル情報を高速に処理し伝送する技術によって支えられているが、これに伴う電子・情報・通信技術の開発の重要性は一層増している。その一方で、電気電子機器から発生する不要な電磁妨害波による電磁環境の悪化が引き起こす周囲の機器や生体への影響が懸念されている。電子・情報・通信技術と周辺環境との両立を図りつつ開発を進めるには、シミュレーションや評価技術の発展が欠かせない。このような状況を踏まえ、電気電子機器のEMC設計・対策に貢献する各種シミュレーション技術、電磁環境の測定及び評価技術、その他EMC技術に関する最新の研究成果を幅広く紹介する。同名の和文B特集号(2019年3月号)より依頼した講演者にご登壇いただく。

開催日時 2023年9月14日(木) 13:25〜16:40
会場 名古屋大学 全学教育棟 本館 中棟 1階C15講義室
一般無料公開 -
定員 162名
分類番号 BI-1
ソサイエティ 通信
セッション種別 依頼シンポジウムセッション
プログラム
  • 第1部

    インピーダンスバランス法による昇圧コンバータのコモンモードノイズ低減効果

    西本 太樹(パナソニック インダストリー株式会社 技術本部 エネルギーソリューション開発センター)

  • 第2部

    電力変換装置が発する150 kHz以下の伝導妨害波の波形モデリング

    マハムド ファーハン(東日本電信電話株式会社 ネットワーク事業推進本部 サービス運営部 技術協力センタ EMC技術担当)

  • 第3部

    選好度付きセットベース設計手法を用いた伝送線路型フィルタの設計

    萓野 良樹(電気通信大学大学院 情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻)

  • 第4部

    共形等価回路と回路指向型Leapfrog ADI法に基づく多層電源分配回路網の高速シミュレーション

    關根 惟敏(静岡大学学術院 工学領域 機械工学系列)

  • 第5部

    再帰反射体のM系列変調による反射波検出実験

    西方 敦博(東京工業大学工学院 電気電子系・電気電子コース)

  • 第6部

    ブロードサイド結合スプリットリング共振器を用いた反射透過制御素子の特性評価

    伊藤 盛通(地方独立行政法人 大阪産業技術研究所 和泉センター 製品信頼性研究部)