プログラム

企画セッション

AT-1:組合せ論と情報理論 ー最新動向と展望ー

AT-1

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イベント概要

情報理論は、情報通信の数学的な基礎理論であり、数学の分野である組合せ論と昔から密接に関係している。過去半世紀にわたって、情報理論の問題に内在する組合せ構造が盛んに研究されてきた。また、近年情報理論における限界解明の手法は組合せ論の発展に大きく貢献している。本企画では、情報理論と組合せ論の双方に関わる横断的な話題を中心に、符号やグループテストなどの古典的アプローチとその人工知能への最新応用、情報理論に関連する組合せ構造の最近の研究動向、そして組合せ問題の求解における最新技術について紹介し、両分野に理解を深めることや、新しい課題・発想を刺激し合うことを目的とする。

開催日時 2023年9月14日(木) 13:00〜17:00
会場 名古屋大学 IB電子情報館中棟 1階IB014講義室
一般無料公開
定員 103名
分類番号 AT-1
ソサイエティ 基礎・境界
セッション種別 チュートリアルセッション
プログラム
  • 第1部

    プルーニングに対する耐性を高めるための重み一定符号化による深層学習モデル保護用電子透かし

    栗林 稔(所属)

  • 第2部

    複数種類の陽性検体のための非適応型グループテスト: 組合せ構造と事後確率推定

    盧 暁南(所属)

  • 第3部

    SATソルバーとその応用について

    宋 剛秀(所属)

  • 第4部

    差集合族存在性問題の漸近的解決

    藤原 祐一郎(所属)

  • 第5部

    階数距離符号とマトロイド

    城本 啓介(所属)