近年、情報通信が国家の屋台骨を支えるライフラインとして機能しているという認識が広まる中、情報通信と情報科学を融合させ、強力なレジリエンス性を持つ次世代サイバーインフラの実現への期待が高まっています。この次世代サイバーインフラは、電子情報通信学会通信ソサイエティのあらゆる研究領域の専門性が最大限に発揮されるべき対象であると同時に、各領域に新たな研究テーマのシーズを提供する重要な基盤でもあります。そのため、本セッションでは、通信ソサイエティの会員諸氏はもちろん、他ソサイエティの会員諸氏やこの分野に関心の高い若手の皆様へ広く呼びかけ、今後の取組について議論を深める場としたいと考えています。当日は、JSTのファンディングプログラム「情報通信科学・イノベーション基盤創出(CRONOS)」における研究課題等の最新情報を共有しながら、通信ソサイエティとして今後取り組むべき研究テーマや人材育成のあり方について、今後の展望をパネルディスカッションにて議論しますので、皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
グランドチャレンジを通じて我が国の情報通信技術の強化を目指す研究開発プログラム
| 開催日 | 2026年3月12日 14:00~17:00 |
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| 開催場所 | 1号館 2階 N202 |
| 14:00~14:05 | 開会挨拶・・・(5分) |
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| 14:05~14:15 | 講演1「CRONOS2024年度採択課題の紹介」![]() 中尾 彰宏(東京大学・教授、CRONOSプログラムオフィサー)
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| 14:15~15:05 | 講演2「CRONOS2025年度採択課題について」![]() ターゲット適応型セキュリティ基盤の実現五十部 孝典(大阪大学) 処理負荷と強度をターゲットに応じて適応可能な暗号により圧倒的低コスト化を実現し、あらゆる情報を負担なく守る暗号コストフリー社会を構築することで、すべての通信がセキュアな次世代サーバーインフラを実現する。 ![]() 学習型符号化と生成AIの統合による生成型通信甲藤 二郎(早稲田大学) 通信の常識を「情報源よりも付加価値の高い情報を伝送すること」に進化させることを目標として、深層学習を用いた画像符号化(学習型符号化)と生成AIを統合する「生成型通信」を実現する。 ![]() 光トータル・ディスアグリゲーションによる究極のサイバーインフラ・アーキテクチャに関する研究水谷 健二(産業技術総合研究所) 計算資源およびネットワーク資源をすべて完全にディスアグリゲートし、計算資源間を光パスでダイレクト且つ自在に接続して10倍と高効率なデータ処理を可能とする「光トータル・ディスアグリゲーション」の実現を目指す。 ![]() 生体データ通信インフラの無線フルボディ化横田 知之(東京大学) ヒトの皮膚の色々な場所にある5-6つの「スキンイメージャー」を半日以上連続駆動するために、50 Mbps級のセキュアな無線通信と5 W級の安全な給電ができる「全身無線通信・給電服」を実現する。薄く皮膚に密着できるスキンイメージャーを使って、生体データの病的なゆらぎを検知することで、日常での予防医療期待できる。 ![]() デジタルサイバネティクスのための次世代通信アーキテクチャの創出和田山 正(名古屋工業大学) シャノンアーキテクチャは、この80年間のデジタル通信の発展の方向を照らし続けてきた。本提案では、通信の目標を「タスクの達成、デジタルサイバネティックスシステムの自律性・適応性・頑健性を向上させを安定動作させること」と再定義する。来るべき80年を方向づける「ポストシャノン通信」の姿を明らかにする。 |
| 15:05~15:10 | 講演3「情報通信社会における通信ソサイエティの役割とCRONOSへの期待」![]() 高橋 徹(次期通信ソサイエティ会長) 通信ソサイエティが果たすべき学術の発展、産業の興隆並びに人材の育成という役割を踏まえたうえで、CRONOSと学会とのさらなる連携強化の期待について講演する。 |
| 15:10~15:20 | 休憩 |
| 15:20~16:00 | パネルディスカッション(2024年度課題を中心に) |
| 16:05~16:45 | パネルディスカッション(2025年度課題を中心に) |
| 16:45~17:00 | 総評・閉会挨拶 |