5.3 スタイルファイルを用いない場合の(1)最終原稿のハードコピー,及び
     (2) 電子データの保存メディアの作成方法

 やむを得ずスタイルファイルを用いずに原稿を作成する場合には,印刷時にLaTeXによる処理を行うため,以下の項目に従って原稿を作成し,(1),(2)として提出されたい.

 原稿作成には,Macintosh, WindowsあるいはUNIX環境におけるワープロあるいはテキストエディタ等を利用されたい.(1)最終原稿のハードコピーとしては,これにより作成した原稿のハードコピーを添付する.ただし,全ページにページ番号を付すとともに,すべての図,写真,表の挿入位置を欄外に記すこと.また,原稿末尾にすべての図,写真,表の和英題目を一覧として添付すること.

 一方,(2)電子データの保存メディアは,印刷時のLaTeX処理に必要となる原稿,及び電子的に作成されたすべての図,写真,表のデータを保存したメディアを指す.メディアの作成方法は使用環境によって異なるので,以下を参照のこと.


5.3.1 Macintoshを使用する場合


 メディアには,Macintosh標準形式でフォーマットされた下記のいずれかを使用する.

・  フロッピーディスク
・  MOディスク(128MB, 230MB, 540MB, 640MB)
・  CD-R(またはCD-RW) (650MB, 700MB)

 なお,メディアのラベルに次の事項を記すこと.

・ 原稿受付番号
・ OSのバージョン名
・ Macintoshのソフト名とバージョン
・ 図を作成したソフト名とバージョン
・ 原稿ファイル名

 メディアには,以下のデータを保存する.

   1)  本文の原稿ファイル
   2)  電子的に作成した図,写真,表のデータ

 各データの作成にあたっては,以下の点に留意されたい.

(a) 原稿ファイルは,Macintosh環境のワープロソフトやPage Maker等で作成し,ファイル名と拡張子を付けて保存する.原稿末尾には,すべての図表の和英題目を一覧として添付する.なお,図表の挿入位置はハードコピーのみに記入し,原稿ファイルには記載しない.
(b) 図・写真はEPS形式で保存する.ただし,写真をPICT形式で保存する場合は,解像度300dpi程度を推奨する.
(c) 表は,罫線等のレイアウト情報を削除した表の中味の情報だけをテキストファイルの形式で保存する.表の中味は元の表と同じレイアウトで配置する.なお,ファイルの冒頭には,表の和英題目を記載すること.
(d) すべての図・写真・表のデータは,本文の原稿ファイルとは別のフォルダにまとめて保存する.また,図,写真の作成に使用したソフト名(バージョン)とフォント名を,適当なファイル名のテキストファイルとして当該メディアに保存すること.
(e) 図,写真で使用できる線の太さは,仕上がりで0.1mmが下限であるので,作成時に十分注意すること.線幅を数値で制御できないアプリケーションソフトを利用して作成する場合には,一番細い線は使用しないこと.



5.3.2 Windowsを使用する場合


 メディアには,以下のいずれかを指定フォーマットにより用いる.

・ フロッピーディスク(NEC-PCフォーマット,1.2MB, 640KB)
・ フロッピーディスク(IBM-PCフォーマット,1.44MB, 720KB)
・ MOディスク(128MB, 230MB, 540MB, 640MB,DOS形式フォーマット)
・  CD-R(またはCD-RW)(650MB, 700MB,ISO9660形式フォーマット)

 なお,メディアのラベルには,次の事項を記すこと.

・ 原稿受付番号
・ OSのバージョン名
・ ディスクフォーマットの種別
・ Windowsのワープロソフト名とバージョン
・ 図を作成したソフト名とバージョン
・ 原稿ファイル名

 メディアには,以下のデータを保存する.

   1) 本文の原稿ファイル
   2) 電子的に作成した図,写真,表のデータ

 各データの作成にあたっては,以下の点に留意されたい.

(a) 原稿ファイルはWindows環境のワープロソフトで作成し,当該ワープロソフト固有の形式か,もしくはテキストファイルで保存する.原稿末尾には,すべての図表の和英題目を一覧として添付する.なお,図表の挿入位置はハードコピーのみに記入し,原稿ファイルには記載しない.
(b) 図はEPS形式で保存する.ただし,Word,Excel, Power Pointで作成した場合は,その固有の形式で保存する.
(c) 写真は,EPS形式保存する.ただし,PICT形式で保存した場合は,解像度300dpi程度を推奨する.
(d) 表は,罫線等のレイアウト情報を削除した表の中味の情報だけをテキストファイルの形式で保存する.表の中味は元の表と同じレイアウトで配置する.
(e) すべての図・写真・表のデータは,本文の原稿ファイルとは別のフォルダにまとめて保存する.また,図,写真の作成に使用したソフト名(バージョン)とフォント名を,適当なファイル名のテキストファイルとして当該メディアに保存すること.
(f) 図,写真で使用できる線の太さは,仕上がりで0.1mmが下限であるので,作成時に十分注意すること.線幅を数値で制御できないアプリケーションソフトを利用して作成する場合には,一番細い線は使用しないこと.


5.3.3 UNIXを使用する場合

 メディアには,以下のいずれかを指定フォーマットにより用いる.

・  フロッピーディスク(NEC-PCフォーマット,1.2MB, 640KB)
・  フロッピーディスク(IBM-PCフォーマット,1.44MB, 720KB)
・  MOディスク(128MB, 230MB, 540MB, 640MB,DOS形式フォーマット)
・  CD-R(またはCD-RW)(650MB, 700MB,ISO9660形式フォーマット)

 なお,メディアのラベルには,次の事項を記すこと.

・  原稿受付番号
・  コンピュータ機種名
・  ディスクフォーマットの種別
・  図を作成したソフト名とバージョン
・  原稿ファイル名
・  使用する文字コード

 メディアには,以下のデータを保存する.

   1) 本文の原稿ファイル
   2) 電子的に作成した図,写真,表のデータ

 各データの作成にあたっては,以下の点に留意されたい.

(a) 原稿ファイルは適当なテキストエディタで作成し,テキストファイル形式で保存する.原稿末尾には,すべての図表の和英題目を一覧として添付する.なお,図表の挿入位置はハードコピーのみに記入し,原稿ファイルには記載しない.
(b) 図・写真はEPS形式で保存する.ただし,写真をPICT形式で保存する場合は,解像度300dpi程度を推奨する.
(c) 表は,罫線等のレイアウト情報を削除した表の中味の情報だけをテキストファイルの形式で保存する.表の中味は元の表と同じレイアウトで配置する.
(d) すべての図・写真・表のデータは,本文の原稿ファイルとは別のディレクトリにまとめて保存する.また,図,写真の作成に使用したソフト名(バージョン)とフォント名を,適当なファイル名のテキストファイルとして当該メディアに保存すること.
(e) 図,写真で使用できる線の太さは,仕上がりで0.1mmが下限であるので,作成時に十分注意すること.線幅を数値で制御できないアプリケーションソフトを利用して作成する場合には,一番細い線は使用しないこと.

 
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