電子情報通信学会  
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 ■今井 浩

 

本会のビジビリティの向上には何が必要だろうか?私は学術・技術発展の根源をおさえ、国際的に学会の顔ともなる、学会論文誌(特に英文)のビジビリティ向上が最も有効であると考える。編集理事はこの重要なミッションを担当するものと認識している。
これまでに、電子ジャーナル化・サイトライセンス確立等の論文誌を新世代形態に適応させる作業に貢献してきた。今後の本会活動をリードするため、論文誌を学会固有の財産と位置付け、電子ジャーナル情報も活用して論文の質向上に取り組み、世界規模でポータル連携先を拡大し高度かつ利便性に富んだ論文アクセスを可能にする。これにより、単なるインパクトファクター改善に留まらず、学術・技術の本質面から未来を拓くICT分野のビジビリティ向上を具現化する。
本会活動 :
編集特別幹事、英文論文誌A編集委員長・編集幹事、和文論文誌A編集委員長、企画室幹事、情シソ庶務幹事等他に文科省学術情報WG。
略歴 :
1981年東大計数卒、1986年東大情報工学修了、工学博士。同年九大情報工学助教授、1990年東大情報科学、現在同コンピュータ科学教授。2000年よりJST ERATO今井量子計算機構プロジェクト総括責任者(ERATO発展研究2011年まで)。

 



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