電子工学・情報通信の研究者を会員とする電子情報通信学会は二十四日、インターネットにつないだゲーム上で仮想会社を経営する体験教室を大阪府豊中市で開いた。次世代の起業家育成を狙った試みで、小・中学生約五十人が“社長”の腕を競い合った。 参加者は、大阪大とサントリー系のソフトウエア開発会社、サンモアテック(大阪市)が共同開発し、九月に発売予定の子供向けビジネスゲーム「キッズスクエア」に挑んだ。キャラクターカードの会社を経営する設定で、店員や商品を選び、販売価格や枚数、店員の給料、銀行からの借入金、広告宣伝費などの「販売計画」を入力すると、季節ごとに業績が表示され勝ち負けが分かる。 二、三人で一組の子供たちは「安すぎると売上高が伸びないね」「季節ごとに店員の給料を上げないとやる気が出ないよ」――などと話しながら「会社経営」を楽しんでいた。 自らベンチャー企業を起こした大阪大大学院工学研究科の白川功教授は「子供のころからビジネスマインドを育てられれば」と目を細めていた。
- 読売新聞 平成13年3月25日(関西版)より抜粋 -
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