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会長 青木利晴 (平成12年10月)

 この度フェローとなられた皆様には、これまでの御貢献に感謝致しますとともに心よりお祝い申し上げます。

 フェロー称号の贈呈に関しましては、平成6年の定款・規則改訂の際、「本学会への貢献が大でかつ学問・技術または関連する事業に関して功績が認められる正員に対してフェローの称号の証を贈呈する」という条項が本会規則第2条4項に新たに盛込まれました。

 これを受けてフェロー制度を実行に移すために、役員および関連委員会メンバーの努力によりましてフェロー制度の規程、実施要領等の整備を行い、平成11年の4月に実施要項が理事会で承認され、規程として成立致しました。その後直ちに最初のフェロー選出の過程に入り、平成11年の会誌10月号でご案内致しましたように、会員の皆様の中でも特に顕著な貢献がある、フェローにふさわしい方を各ソサイエティおよび会員の皆様から推薦していただき、フェローノミネーション委員会において慎重に審議をかさねた結果、144名のフェローを選出し、7月24日の第2回理事会・第1回評議員会にて承認を頂きました。

 理事会での承認を受けまして、9月30日〜10月3日に名古屋工業大学で開催されたソサイエティ大会の中で、10月2日に第1回フェロー贈呈式を行い144名の方にフェローの称号を贈呈することができました。

 フェロー制度は,本会の会員制度の一環として実行するものであります。学会は会員の活発な活動により支えられ,発展し,社会に貢献していくものであります。会員の学問・技術面における先駆的な業績による学会への貢献,教育・技術指導を通して学会で活躍する人材の輩出への貢献,あるいは学会事業への積極的な寄与を通しての貢献がフェロー選出にあたっての重要な判断基準となっております。学会としましては,日頃からこれらの貢献に対して高い尊敬の念と深い感謝の気持ちを抱いておりますが,特に貢献が顕著であると認められた正員に対してフェローの称号を贈呈し,より具体的に敬意を表明するのがフェロー制度であります.

 フェローの皆様に対しまして、これまでの御貢献に対して尊敬と感謝の意を表し今後の更なる御活躍を祈念致しますと共に,引き続き学会活動の中心となって活動していただき,若手の育成、ひいては社会への貢献を通して本会発展のために御助力・御支援賜りますようお願い申し上げます。

 

 




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