電子情報通信学会  
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電子情報通信学会フェロー制度の運用開始に当たって

会長 安田 靖彦(平成11年10月)

 長い間実施が待望されておりました本学会フェロー制度につきまして,来年のソサイエティ大会で第一回目の称号授与が実施できるよう,候補者の選定作業が動き出しました。会員の皆様の積極的な御支援,御参加をお願い致します。

  フェロー制度は,「本学会への貢献が大でかつ学問・技術または関連する事業に関して功績が認められる正員に対して授与する」ことが会員制度の一環として学会規則に定めてありますが,まだ実施には至っておりませんでした。
学会は会員の皆様に様々な形での貢献を頂くことにより成り立っております。

  したがいまして,会員の皆様の中でも特に顕著な貢献を頂いた方々に対して,学会としての謝意を表し,また継続しての貢献をお願いするためにも,是非とも早期にフェロー制度を実行に移したいというのが学会としての長年の願いでした。
これを受けまして,昨年度より学会内にフェロー制度検討WGを設けまして,制度実施に向けて様々な角度から検討を進めて参りました。
学会役員や各ソサイエティ役員の皆様をはじめ多くの方々の御意見を伺いながらフェロー選出規程の整備を検討して参りましたが,今年4月に実施要項がまとまり,理事会で承認を得て規程として成立致しました。
その内容が今回本紙に掲載致しましたフェロー選出規程です。

皆様には是非御一読頂き,制度についての御理解を深めて頂きますとともに,現在各ソサイエティにおきまして進行しております選出作業につきましても,ふさわしい方を御推薦頂く等,積極的に御参加頂きますようお願い致します。

待望のフェロー制度が運用開始されるのを機に,日ごろ会員の皆様に頂いております学会及び電子情報通信分野における貢献に改めて感謝するとともに,この制度の実施が学会のより一層の活性化の一助になることを期待します。



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