2020年1月度音声研究会発表申込みのご案内



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            2020年1月度

            音声研究会(SP)
               日本音響学会北陸支部
             共催研究会

           発表申込みのご案内

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★電子情報通信学会および日本音響学会 音声研究会(SP)
専門委員長 河井 恒  副委員長 李 晃伸
幹事 南條 浩輝,小川 哲司
幹事補佐 郡山 知樹,井島 勇祐

★日本音響学会 北陸支部
支部長 土田 義郎   副支部長 三好  正人
支部企画幹事 長谷川 英之,太田 和彦,高野 佐代子

○開催日:2020年1月28日(火),29日(水)
○テーマ:音声一般,生成,合成,認識,検出,音声生成
○オーガナイズドセッション(テーマ):
       構造化を意識した音響・音声処理
○会場:高岡市生涯学習センター

○主催:電子情報通信学会および日本音響学会 音声研究会
○共催:日本音響学会北陸支部
○協賛:IEEE Signal Processing Society Tokyo Joint Chapter
○発表申込締切:2019年11月18日(月)

○開催趣旨
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オーガナイズドセッション
「構造化を意識した音響・音声処理」

構造化とはある目的のために全体像を見極め,構成要素の関係性を整理することです.
音響・音声処理をする際に,我々は音の性質やその活用方法に応じて,
様々な構造化(*)をします.今回,法政大学の伊藤克亘教授を招き,"能"の音響・音声処理
をテーマに,どのような音響・音声処理構造を意識し,分析を行ったかをお話いただきます.
 オーガナイズドセッションでは,音響・音声処理全般に関するテーマを広く募集します.
プレゼン時にどのような音響・音声構造を意識して現在の研究に取り組んでいるかを少しお話
いただけると幸いです.

企画担当:
  竹本 浩典 (千葉工業大学)
  本間 健(日立製作所)
  高野 佐代子(金沢工業大学)
  藤村 浩司(東芝)

なお,テーマセッションに加えて一般セッションも開催いたしますので,こち
らへのご投稿も併せてよろしくお願い致します.

同時に日本音響学会北陸支部特別企画で,
舌の進化の研究者の岩崎信一教授(北陸大学)のご講演を
開催いたします.

(*)
近年,ニューラルネットワークを用いたEnd-to-Endの処理が主流になっていますが,
その中にも処理の効率化やデータ量の観点から音響・音声処理の構造化を意識し,明に取
り入れたモデルも多く見られます.音響・音声処理の構造化には様々な観点があります.
 音声認識では,もっともシンプルな処理の構造化では音響モデル,言語モデルといった
構造化があります.また,音声認識の適応処理では一般音声認識,ドメイン固有認識,話者固有
認識といった構造化があります.ドメインという区分は,音響の違いによるドメインであっ
たり,話題の違いによるドメインであったりと様々な種類があり,目的によって意識する
構造は異なります.音声合成,生成でも同様に,怒り,喜びなどの感情を表す音声合成,
聞き取りやすさやなどの聴覚的な観点での音声合成,固有の人をまねた音声合成など,
様々な視点の構造化とその組み合わせがあります.
 今回のオーガナイズドセッションでは音響・音声全体の処理の中でどのような構造化と
その利点を意識して研究を進めているかに焦点を当てて,今後の音声研究の可能性を広げます.


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発表申込みは,電子情報通信学会 研究会発表申込システム
http://www.ieice.org/ken/program/index.php?tgid=SP
https://www.ieice.org/ken/form/index.php?tgs_regid=7a350285520a96c8168338ec31be0837bae3f4255a5ffac0ed8d3442aec3ea64&tgid=IEICE-SP&now=20191104233326
上にて直接ご記入・送信ください.


「研究会発表申込システムFAQ」は
http://www.ieice.org/jpn/ken/kenfaq.html
に,研究会発表および参加方法のFAQは
http://www.ieice.org/jpn/toukou/kenkyukai.html
にございます.

【音声研究会からのお知らせ】
音声研究会では第1著者として発表を申し込みの方で,2019年度末時点で
35才以下の発表者の方は,音声研究会研究奨励賞の選奨対象となります.
選奨対象である場合は,上記申込システムによる入力時,研究会
アンケートの研究奨励賞の欄にチェックを入れて下さい.

【技報完全電子化】
2018年4月より,音声研究会を含む情報システムソサイエティ(ISS)に
属するすべての第一種研究会は,技術研究報告(以下,技報)完全電子化
研究会となります.
完全電子化に伴い,ISSの技報の冊子体の作成は2017年度末で終了し,
2018年度以降は技報の冊子体は発行されません.

また,技報完全電子化によって,個人を対象とした参加費および研究会
年間登録制度が導入され,研究会に参加される場合には,聴講・発表に
関わらず参加費あるいは年間登録が必要となります.

学生の皆さんは,技報を必要としない場合は,会員・非会員に関わらず,
無料で参加できます.また,信学会の学生会員は,情報システム
ソサイエティ(ISS)の研究会すべての研究会から3研究会まで無料で
年間登録でき,「技報オンサイトビュー」により技報を入手することが
できます.

詳細については以下をご参照ください.
http://www.ieice.org/iss/jpn/notice/e_gihou.html

なお,何らかの事情でWeb からのお申込みができない場合は,問い合わせ先ま
で E-mail でご連絡下さい.

問い合わせ先
  郡山 知樹 (東京大学)
  E-mail: tomoki_koriyama [at] ipc.i.u-tokyo.ac.jp
  Tel: 03-5841-8706
  Fax: 03-5841-8706