第3回 自然言語処理シンポジウム:参加募集
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おしらせ
- 本イベントは無事に終了しました。
- 酒井先生の招待講演のスライドは SlideShare で公開していただいています。
第3回自然言語処理シンポジウム:参加募集
(情報処理学会自然言語処理研究会(SIG-NL)と連催)
- 日程
- 2016年 12月21日 (水) (午後) (ポスター発表を予定)
- 2016年 12月22日 (木) (終日) (口頭発表を予定)
- 場所
- NTT武蔵野研究開発センタ
- 〒180-8585 東京都武蔵野市緑町3-9-11
- http://www.ntt.co.jp/RD/contactus/map_musashino.html
- 前日の12月20日ならびに12月21日午前は第18回音声言語シンポジウム(SP/SLP連催)が同じ会場で開催されます.特に12月21日は,言語処理と音声関連の研究者との間で意見交換ができます.
- 3日間参加すると音声処理から言語処理研究まで聴講できます.
- 予稿集にはNL研/NLC研両方の原稿が掲載されます.NL研側でも電子化された状態でNLC側から投稿された原稿を読むことができる予定です.
- NTT武蔵野研究開発センタ
関連イベント(要・参加登録)
NTT研究所のラボツアー
- 12月20日(火)の18時からNTT研究所のラボツアーを実施します.音響技術のデモンストレーションを体験できます.
- 参加には事前登録が必要です.以下のフォームから参加登録をお願いします.
- ※本イベントは音声言語シンポジウム内での開催となります
NTT技術資料館のツアー
- 12月22日(木)の13時からNTT技術資料館のツアーを実施します.
- 参加には事前登録が必要です.以下のフォームから参加登録をお願いします.
開催趣旨
本シンポジウムは2014年から自然言語処理研究会(NL研)と連催で,さらに同じ場所で開催される音声言語シンポジウム(SP研とSLP研)と併催の形で実施しています.これにより3日間で音声から言語処理,応用言語処理分野の研究が発表できる場が生まれました.皆様の多数のご参加をお待ちしております.
主に対象とする分野・トピック
- 言語処理応用研究
- 言語処理は分野・目的により,形態素解析や係り受け解析のチューニングを大規模にする必要や,もしくは使わないという選択も起こります.さまざまな分野で言語を扱う際には必ず,分野・問題に固有した特徴量を見つける必要があります.ですので各分野,各問題で言語ツールをどう使うのかといった話題まで含みます.
- 対象分野の例
- 主観表現処理(評判、意見、感情表現解析・生成)
- WEBサービス(CGM)関する検索,知識抽出,処理
- Q&Aサイト,口コミサイト,ブログ,ミニブログ(マイクロブログ),SNS,掲示板,共有ブックマーク,オンライン型百科事典・辞書に対する検索,抽出,加工
- コールセンターの対応記録・会話音声テキストに対する言語処理,音声処理
- 複数の講義・会話などの大規模音声データの書き起こし(認識結果)の処理や分析
- 大量の自由記述結果 (アンケート,日誌,コールセンター等) に対する処理
- カルテや看護記録他医療情報に対する言語処理,情報抽出
プログラム
- 12月20日(火)および21日(水)の午前まで「第18回音声言語シンポジウム」も開催されています.
- 3日間参加すると音声処理から言語処理研究まで聴講できます.
- 第18回音声言語シンポジウムおよび第3回自然言語処理シンポジウム全体のプログラムはこちらを参照ください.
- 第18回音声言語シンポジウムでは,一般・ポスター発表(25件)に加えて,以下のような招待講演も予定されています.
12月20日(火)
- 13:10 - 14:10 [招待講演] 複数マイクロフォンを用いた音声認識 - 遠隔発話音声認識の研究動向
- ○渡部晋治 (Mitsubishi Electric Research Laboratories)
- 14:10 - 15:10 [招待講演] Discrete I-vector Representations for Modeling DNN Hidden Layer Posteriors
- ○Najim Dehak (Johns Hopkins University)
12月21日(水)
- 10:45 - 11:45 [招待講演]音声研究と自然言語研究の融合に向けて 〜 音声翻訳研究の過去と未来 〜
- ○中村 哲(奈良先端大)
12月21日(水) 第3回自然言語処理シンポジウム
- 12月21日(水) 午後 オープニング (13:00〜13:15)
- オープニング・ポスター発表の概要説明
- 12月21日(水) 午後 ポスターセッション (13:15〜14:45)
- (1)[NLC]Kyutechコーパスにおける発話意図タグの設計と分析
- ○日野優登・山村 崇・嶋田和孝(九工大)
- (2) [NLC] ゲーミフィケーションを利用した効率的な対話ログ収集の試み
- ○叶内 晨・小町 守(首都大東京)
- (3) [NLC] 複数の作業者グループを用いた対話における言外の情報の類型化
- ○光田 航・東中竜一郎・松尾義博(NTT)
- (4) [NL] 音声対話システムによる精神疾患自動評価
- ○横谷謙次(新潟青陵大)
- (5) [NL] 雑談対話システムの話題遷移における自然性の自動評価
- ○豊嶋章宏(NAIST)・杉山弘晃(NTT)・吉野幸一郎・中村 哲(NAIST)
- (6) [NL] 同時音声翻訳のための構文情報を用いた文分割に基づく機械翻訳
- ○帖佐克己(阪府大/NAIST)・小田悠介・Sakriani Sakti・吉野幸一郎・中村 哲(NAIST)
- (7) [NL] 空間配置課題における命令表現の解析
- ○後藤大希・西川 仁・徳永健伸(東工大)
- (8) [NL] 視線情報を用いた日本語述語項構造解析モデルのパラメータ推定
- ○牧 諒亮・西川 仁・徳永健伸(東工大)
- 12月21日(水) 午後 国際会議報告 (14:45〜16:05)座長:榊 剛史(ホットリンク)
- (9) 14:45 - 15:05[依頼講演]国際会議 EMNLP 2016 参加報告 (1)
- ○若林 啓(筑波大)
- (10) 15:05 - 15:25[依頼講演]国際会議 EMNLP 2016 参加報告 (2)
- ○高瀬 翔(東北大)
- (11) 15:25 - 15:45[依頼講演]国際会議 COLING 2016 参加報告 (1)
- ○鈴木祥子(TRL)
- (12) 15:45 - 16:05[依頼講演]国際会議 COLING 2016 参加報告 (2)
- ○若宮翔子(奈良先端大)
- 12月21日(水) 午後 口頭発表:言語資源の構築と利用 (16:25〜17:55)座長:吉野 幸一郎(奈良先端大)
- (13) 16:25 - 16:55 [NL] 平易なコーパスを用いないテキスト平易化のための単言語パラレルコーパスの構築
- ○梶原智之・小町 守(首都大)
- (14) 16:55 - 17:25 [NL] 日本語Wikificationコーパスを用いたアンカー抽出性能評価に関する検討
- ○小谷亮太・綱川隆司・西田昌史・西村雅史(静岡大)
- (15) 17:25 - 17:55 [NL] 単語分かち書き用辞書生成システム NEologd の運用 -- 文書分類を例にして --
- ○佐藤敏紀・橋本泰一(LINE)・奥村 学(東工大)
12月22日(木)
- 12月22日(木) 午前 口頭発表:言語処理応用 (09:30〜10:30)座長:福本 淳一(立命館大学)
- (16) 09:30 - 10:00 [NLC] 人工知能を利用した短答式記述採点支援システム 〜 文科省・高大接続システム改革会議の最終報告に応えて 〜
- ○石岡恒憲・亀田雅之(大学入試センター)・劉 東岳(学研教育総研)
- (17) 10:00 - 10:30 [NLC] 分類器による顔文字の原形推定
- ○奥村紀之(明石高専)
- 12月22日(木) 午前 招待講演 (10:45〜11:45)座長:乾 健太郎(東北大)
- (18) 招待講演:評価実験の設計と論文での結果報告: きちんとやっていますか?
- ○酒井哲也(早大)
- 13:00 - 14:00 NTT技術資料館のツアー
- 12月22日(木) 午後 口頭発表:分散表現と深層学習 (14:00〜15:30)座長:貞光 九月(NTT)
- (19) 14:00 - 14:30 [NL] 表形式からの分散表現獲得
- ○吉田 稔・松本和幸・北 研二(徳島大)
- (20) 14:30 - 15:00 [NL] 単語分散表現を用いた単語アライメントによる日英機械翻訳の自動評価尺度
- ○松尾潤樹・小町 守(首都大)・須藤克仁(NTT)
- (21) 15:00 - 15:30 [NL] 深層リカレントニューラルネットワークを用いた日本語述語項構造解析
- ○大内啓樹・進藤裕之・松本裕治(NAIST)
- 12月22日(木) 午後 口頭発表:言語解析・文脈処理 (15:45〜17:45)座長:金山 博(日本IBM)
- (22) 15:45 - 16:15 [NL] 係り受け構造を用いたWeb議論掲示板における投稿への自動ラベリング
- ○岩佐幸翠・藤田桂英(農工大)
- (22) 15:45 - 16:15 [NL] 係り受け構造を用いたWeb議論掲示板における投稿への自動ラベリング
- (23) 16:15 - 16:45 [NL] 複単語表現を考慮した英語の依存構造解析モデリング
- ○加藤明彦・進藤裕之・松本裕治(NAIST)
- (24) 16:45 - 17:15 [NLC] 単語対応を利用した欠落語の投射による機械翻訳向きオラクル入力文の生成
- ○竹野峻輔(長岡技科大)・永田昌明(NTT)・山本和英(長岡技科大)
- (25) 17:15 - 17:45 [NLC] Dynamic Social Choice for Pronominal Reference
- ○Sumiyo Nishiguchi(TUS)
お問い合わせ
- 本シンポジウムは下記がNLC側担当者として企画,運営しています.
- 東中 竜一郎 (NTT)
- 嶋田 和孝(九州工業大学)
本シンポジウムに係る問い合わせは下記のメールアドレスにご連絡ください.
- nlc-inquiry@pluto.ai.kyutech.ac.jp(上記2名に届きます)
主催
- 電子情報通信学会(IEICE) 言語理解とコミュニケーション研究会(NLC)
- 専門委員長: 金山 博
- 副委員長: 市瀬 眞,榊 剛史
- 幹事: 嶋田 和孝,渡辺 靖彦
- 幹事補佐: 東中 竜一郎,吉田 光男
- 情報処理学会(IPSJ) 自然言語処理研究会(NL)
- 主査:乾 健太郎
- 幹事:荒瀬 由紀,岡崎 直観,木村 俊也,小町 守,西川 仁
最終更新時間:2016年12月23日 21時25分08秒