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プログラム200907

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SLUD および NL-NLC連催 参加募集 

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日程:2009年7月22-23日 NL-NLC共催<br>
   2009年7月24日  SLUD 

会場:北見工業大学 総合研究棟2F多目的講義室
〒090-8507 北海道北見市公園町165
http://www.kitami-it.ac.jp

   大学までのアクセス
http://www.kitami-it.ac.jp/outline/place/place.html

参加費: 無料 
予稿集: NL&amp;NLCとSLUDは連続開催のため、個別に資料代が必要になります
     研究会会員は無料です 
昼食:学食が混雑することが予想されますので、各自で昼食のご持参をご検討下さい
 
懇親会: 7月23日(木) 18:30(予定)〜 北見市内の予定

照会先:

 *会場に関する問い合わせ先:

  桝井 文人(北見工業大学)
  E-mail: f-masui@mail.kitami-it.ac.jp

 *研究会に関する問い合わせ先:

  自然言語処理研究会幹事
  乾健太郎(奈良先端大)
  E-mail: inui(at)is.naist.jp

  言語理解とコミュニケーション研究会幹事
  村上 浩司(奈良先端大)
  E-mail: kmurakami (at) is.naist.jp

  言語・音声理解と対話処理研究会幹事
  小磯花絵(国立国語研究所)
  E-mail: koiso (at) kokken.go.jp

プログラム:
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NL&amp;NLC連催研究会(発表件数15件)
 
7月22日(水)  14:00 〜 18:00
 [14:00-15:30] 解析     (3件)
 [15:45-16:45] 語彙     (2件)
 [17:00-18:00] コーパス   (2件)

7月23日(木)   13:00 〜 17:30
 [13:00-14:00] 談話(テーマセッション1)           (2件)
 [14:15-15:45] 主観表現・文書分類(テーマセッション2)(3件)
 [16:00-17:30] 情報抽出(テーマセッション3)          (3件)

SLUD研究会(発表7件)

7月24日(金)   9:50 〜 16:40
 [ 9:50-11:10] 対話システム(テーマセッション1)  (2件)
 [11:20-12:20] 招待講演                            (1件)
 [13:50-15:10] 音声言語・対話(テーマセッション2)(2件)
 [15:20-16:40] 会話分析・コーパス                  (2件)
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NL&amp;NLC研究会 7月22日(水)   14:00 〜 18:00

[14:00-15:30] 解析      (3件)

1.ダブル配列により状態遷移を高速化したLR解析表の実現
○重越秀美, 蔵満琢麻(大阪教育大学大学院教育学研究科),  望月久稔(大阪
 教育大学教育学部)

 ダブル配列を用いて,従来より高速にshift・goto操作ができるLR解析表を実現
 する.

2.オンライン最大マージン学習アルゴリズムに基づく多言語依存構造-述語項構造解析
 ○渡邉陽太郎, 浅原正幸, 松本裕治(奈良先端科学技術大学院大学)

 2次素性を利用した依存構造解析器および大域的素性を利用した述語項構造解析
 器の学習に,オンライン最大マージン学習アルゴリズムを適用した結果を報告
 する.

3.単語格子とマルコフモデルによる日本語機能表現の解析
 〜 日本語機能表現辞書「つつじ」を用いて 〜
 ○小早川健(NHK), 関場治朗(ウニークス), 木下明徳, 熊野正, 加藤直人,
 田中英輝(NHK)

 日本語機能表現辞書「つつじ」を用いて、日本語機能表現解析器を作成した。
 実装方法は、形態素解析済み文字列を形態素リストと見なし、「つつじ」のエ
 ントリーを参照し、機能表現の可能性のある部分に辺を張ることにより、格子
 構造を作る。格子からの最適経路の決定には、マルコフモデルを用いる。マル
 コフモデルは、コーパスから学習する。放送局に寄せられるご意見(研究利用
 許諾済み擬似コーパス)に対して、同解析器の性能を測定したので報告する。

[15:45-16:45] 語彙     (2件)

4.精緻な語のディスクリプションモデル構築のための心理学実験と分析
 ○小島鉄也(三重大), 桝井文人(北見工大), 井須尚紀, 河合敦夫(三重大)

 我々は,語義特徴情報(ディスクリプション)を用いて単語概念を表現する手
 法を提案している.しかし,ディスクリプションにはクエリの上位概念や特徴
 を示す語など多種多様である.これらを分類せずに提示すると,クエリの語彙
 を把握し辛くなる.そこで,クエリとディスクリプションの関係を明らかにす
 るために,被験者を用いた心理学実験を実施した.実験により得られた複数の
 知見を報告する.

5.表記選択支援のための優勢表記辞書の作成
 ○西川彩, 渡辺靖彦, 西村涼(龍谷大), 村田真樹(NICT), 岡田至弘(龍谷大)

 日本語の文章では、表記のゆれがある単語が数多く用いられる。どの表記が優
 勢か劣勢か判断することを支援するシステムで用いるための優勢表記辞書を作
 成する。

 [17:00-18:00] コーパス   (2件)

6.複数文書から抽出した言明間の意味的関係の整理と関係付与
 ○村上浩司(奈良先端大), 増田祥子(阪府大), 松吉俊, Eric Nichols,
 乾健太郎, 松本裕治(奈良先端大)

 Web上に存在する多様な言明を扱う言論マップ生成課題において、その意味的
 関係を認識するための言明間意味的関係コーパスを構築するために、これまで
 行われてきた文間関係認識を吟味し、対象にする言明、対象にする意味的関係、
 事例収集方法に関する仕様と、実際のコーパス構築の方法論について議論を行
 う。

7.日英単言語Webコーパスからの対訳treebank自動獲得
 ○後藤功雄, 内元清貴, 河原大輔, 鳥澤健太郎(情報通信研究機構)

 大規模な単言語コーパスに頻出する部分構文木の探索と対訳辞書を用いた対応
 付けにより対訳の部分構文木を幅広く獲得する手法を提案する.

NL&amp;NLC研究会 7月23日(木)   13:00 〜 17:00

[13:00-14:00] 談話(テーマセッション1)   (2件)

8.関連性理論を適用した照応解析−先行詞に関する考察−
 ○峯脇さやか(弓削商船高等専門学校 情報工学科), 嶋田和孝, 遠藤勉(九
 州工業大学 大学院情報工学研究院 知能情報工学研究系)

 先行詞の特定には文脈を考慮しなければならない.関連性の認知原則の考え方
 における先行詞の特徴について述べる.

9.様々な文書を対象とした段落一貫性の解析
 ○板倉由知(福井大学大学院工学研究科), 白井治彦, 黒岩丈介, 小高知宏,
 小倉久和(福井大学大学院)

 文書における段落に注目し、段落内の意味的一貫性を数値化した段落一貫度を
 用い、様々な文書を入力ソースとして解析を行う。

[14:15-15:45] 主観表現・文書分類(テーマセッション2)(3件)

10.隠れ変数を持つ条件付き確率場による依存構造木の評価極性分類
 ○中川哲治(NICT), 乾健太郎(NICT/NAIST), 黒橋禎夫(NICT/京大)

 評価表現に含まれる各文節の評価極性を隠れ変数を用いてモデル化し,係り受け
 関係にある文節間の影響を考慮することで,評価表現の極性分類を行う.

11.日本語の用言機能語列での主観表現について
 ○牧野武則(東邦大学理学部情報科学科)

 対話において重要な主観表現は本動詞など多様な形態で表示されるが、用言機
 能語列の中では特徴的なパターンをもつ。

12.Confidence Weighted Learning の多値分類への拡張と文書分類への適用
 ○松島慎, 清水伸幸, 吉田和弘, 二宮崇, 中川裕志(東京大学)

 オンライン学習における優良な2値線形分類器であるConfidence Weighted
 linear classifierに対して多値分類への定式化を行い、文書分類に適用し
 性能を評価した。

[16:00-17:30] 情報抽出(テーマセッション3)(3件)

13.コミュニケーションサイトに投稿されたメッセージに対する著者の推定
 ○石川尚季, 西村涼, 渡辺靖彦(龍谷大), 村田真樹(NICT), 岡田至弘(龍谷大)

 コミュニケーションサイトにおいて、複数のユーザIDを利用してメッセージの
 評価を操作しようとするユーザがいる。こうしたユーザをメッセージの文体の
 特徴から推定する方法を提案する。

14.特許文書からのブートストラップ手法を用いた課題・効果表現対の抽出
 ○坂地泰紀, 野中尋史, 酒井浩之, 増山繁(豊橋技術科学大学 知識情報工学系)

 直接的なユーザの便益に相当する表現と、直接的な便益を実現するために行っ
 た技術上の課題解決方法を自動的に抽出する手法を提案する。

15.学校非公式サイトにおける有害情報検出
 ○松葉達明(三重大), 桝井文人(北見大), 河合敦夫, 井須尚紀, 里見尚宏(三重 大)

 近年,ネット上で特定の個人に対して誹謗中傷を行う「ネット上のいじめ」が
 発生している.そのため,学校関係者等がネット上のいじめを監視するネットパ
 トロールが行われいる.しかし,無数に存在する掲示板等を人手で監視しており,
 監視者の負担は大きい.そこで,本研究ではネットパトロールを支援する研究を
 行う.今回は,SVMを利用した有害情報検出手法と,今後予定中の有害情報の自動
 分類について報告する.


SLUD研究会 7月24日(金)   9:50 〜 16:40

[9:50-11:10] 対話システム(テーマセッション1)  (2件)

1. 参与構造を考慮したグループ会話ロボットの行動設計
 ○谷山輝・松山洋一・藤江真也・小林哲則(早稲田)

 グループ会話に参与するロボットの行動設計を,参与構造を考慮しながら
 その行動が持つ機能に着目し行う.

2. 対話の時間構造に着目した聞き上手な留守番電話の設計
 ○小島敬・川嶋宏彰・平山高嗣・松山隆司(京都大学)

 対話における聞く行為を明らかにするために、人の用件をうまく聞く留守
 番電話の応答システムを設計する。

[11:20-12:20] 招待講演                            (1件)

3. 大学知を教育現場に届ける工夫
 三宅なほみ先生(東京大学 大学発教育支援コンソーシアム推進機構)

 大学の知を現場の先生方や学びたい人々に広く届ける工夫について、大学連
 携コンソーシアムの活動を紹介したい。

[13:50-15:10] 音声言語・対話(テーマセッション2)(2件)

4. ドライバーの受諾行動を促すナビゲーション発話の言語的・音響的分析
 ○宮澤幸希・影谷卓也・菊池英明・小川義人・端千尋(早稲田)

 自動車内でナビゲータが行った提案がドライバーの行為に与える影響を解
 析した。その結果、提案の受諾行動と相関の高い言語的・音響的要因を明
 らかにした。

5. 自然対話音声における韻律特徴とコミュニケーションにおける機能の分析
 ○石井カルロス寿憲・石黒浩・萩田紀博(ATR)

 自然対話音声データにおいて、イントネーションや声質を含んだ韻律特徴
 と、コミュニケーションにおけるパラ言語的機能(発話意図・態度・感情
 など)との関連を分析した。

[15:20-16:40] 会話分析・コーパス                  (2件)

6. ポスター会話におけるあいづちの韻律的特徴に関する印象評定
 ○常志強・高梨克也・河原達也(京都大学)

 ポスター会話における聞き手の興味を推定するため,あいづちの形態・韻
 律的特徴についての被験者による印象評定を行った.

7. カウセリング場面におけるアダプタの時間的構造の分析
 ○東山英治・伝康晴(千葉大学)・花田里欧子(京都教育大学)・
井上雅史(山形大学)・古山宣洋(国立情報学研究所)

 カウンセリング会話におけるアダプタ(自己の身体や物に触れる行動)が
 どのように生起するかを時系列解析を用いて明らかにする。

最終更新時間:2009年06月30日 16時18分02秒