情報・システムソサイエティでは、知能ソフトウェア工学研究専門委員会が中心となって、英文論文誌「知能ソフトウェア工学」小特集号("Special Issue on Knowledge-Based Software Engineering) を、平成12年4月に発行する予定で企画しております。 ソフトウェアの多様化・高度化と需要の増大を背景に、高品質のソフトウェアを生産性高く作成するためのソフトウェア工学の研究が近年ますます盛んになっています。そこに認知科学や人工知能を結び付ける「知能ソフトウェア工学」は、ソフトウェア工学の新しいアプローチとして多大な期待を集めているところです。このような中で、1998年9月9日、10日、11日にスロバキアのSmoleniceにおいて、本学会知能ソフトウェア工学研究専門委員会、スロバキア工業大学、ロシア人工知能学会、ならびにブルガリア人工知能学会の共催による「知能ソフトウェア工学に関する小規模国際会議(Joint Conference on Knowledge-Based Software Engineering '98)」が開催されました。

本国際会議での発表論文をベースとした投稿論文と、一般からの公募論文とをあわせ、査読の上英文誌の論文特集と致します。人間の知的活動とソフトウェア工学の双方に係わる「知能ソフトウェア工学」についての論文を奮って御投稿下さいますようお願い申し上げます。

• 1. 対象分野
  知識/ソフトウェア/情報システムアーキテクチャ、ソフトウェア/情報システム、ソフトウェアエージェント、ドメインモデリング、要求工学、形式仕様、知的ユーザインタフェース、人マシン対話、知識獲得/発見、データマイニング、ソフトウェア自動設計/合成、プログラム理解、プログラミング知識、オブジェクト指向やその他のプログラミングパラダイム、メタプログラミング、再利用、リエンジニアリング、リバースエンジニアリング、ソフトウェア工学の知的方法論/ツール、ソフトウェア工学の意思決定支援、プログラミング学習、プログラム/プログラマモデリング、知識システムの方法論、開発ツール/環境、ソフトウェア工学/知識工学の教育 など 知識工学やソフトウェア工学のいずれかに関連する分野
• 2. 論文の執筆と取扱い
  • ・執筆要領は通常の英文論文と同一とします。また、論文1件当りのページ数は刷上り8ページ以内とします。執筆要領の詳細については Information for Authors を御参照下さい。Information for Authors につきましては、WWW (http://www.ieice.or.jp/)で御覧になれます。また、anonymous ftp (ftp.ieice.or.jp) あるいは WWW (ftp://ftp.ieice.or.jp/pub/info-authors/eibunsi/info.txt)により入手できます。
  • ・特集号ということから、査読後の再提出期間(通常は60日)を短縮することがあります。
  • ・投稿の際には、論文原稿の表紙に「知能ソフトウェア工学特集号」と朱記し、投稿代表者の電子メールアドレスも記載して、4部送付して下さい。
  • ・特集号としての予定ページ数は限られているため、一般論文として掲載する場合がありますので、あらかじめ御了承下さい。
• 3. 論文投稿締切日 平成11年8月20日 (金) 必着
• 4. 原稿送付先および問合せ先

     飯島正  慶應義塾大学理工学部管理工学科  〒223-8522 横浜市港北区日吉3-14-1
     TEL:045-563-1141(内線3630)  FAX: 045-563-5979  E-mail:kbse-staff (at) soft.ae.keio.ac.jp
  

• 5. 小特集編集委員会

     委員長    橋本正明（九工大）
     副委員長  海尻賢二（信州大）
     幹  事    飯島正（慶大）
     委  員    上野晴樹（学術情報センター）、永田守男（慶大）、古宮誠一（IPA/日立）、
               岡本敏雄（電通大）、小山照夫（学術情報センター）、
               菅原研次（千葉工大）、深澤良彰（早大）、山口高平（静岡大学）、
               金田重郎（同志社大学）、山田宏之（愛媛大学）、
               原裕貴（富士通研）、山本修一郎（NTT）、櫨山淳雄（NEC）、
               堀雅洋（IBM）、粂野文洋（三菱総研）、Behrouz, H. Far（埼玉大）、
               岩沼宏治（山梨大）、P. Navrat（スロバキア工業大学）